「日本は戦時下」と元・日本軍人四名が語る『露ウクライナ戦争』前編

【軍事報道】 令和四年四月六日に日本文化チャンネル桜(代取:水島総)は、動画『桜国防戦略会議「ウクライナ 本当の軍事情勢」』を配信した。動画は三時間二十二分。自衛隊は、国際法上の軍隊。


『露鳥戦争』について自衛隊だった用田和仁(壬辰)元陸将、渡部悦和(乙未)元陸将、矢野義昭(庚寅)元陸将補と矢野一樹(乙未)元海将の四名が語った。陸将及び海将は「中将」。米海兵隊だったロバート・D・エルドリッヂ(戊申)元政務外交部次長等も列席した。


情報が膨大なので、箇条書きで報じる。ウラジーミル・プーチン(壬辰)露統領は、元ソ連の情報機関・秘密警察「KGB」の諜報員。露通貨「ルーブル」は、開戦前の水準に回復済み。


<現状の情勢見解 >

以下は、矢野元陸将補(画像上)。

  • 鳥側だけではく、露側の主張も事実関係に基づいて冷静に分析すべき
  • 核戦争にて中露が連携した場合に、米はとても勝てない。劣勢
  • 日本は敬虔に鳥の宣伝戦(プロパガンダ)に乗せられて、のめり込むのではなくて、冷静に考えて将来に備えるべき→日本の「中露北」三正面作戦
  • 鳥「アゾフ連隊(旧大隊)」は住民を盾にして抵抗を続けている(病院内に配置)
  • 「特殊軍事作戦」と称した露系住民の保護が目的(「специальная」は特別より限定的の為、特殊)
  • 露軍は精鋭部隊を残している
  • 大体、露軍十四、五万で鳥を攻略できない⇒極めて政治的な戦い
  • 機甲戦力だけ投入する訳が無い(通常は歩兵随伴、敵の十倍戦力を用意)
  • 具体的な戦争目的は、過激派勢力「アゾフ」の制圧、鳥の原子力(核武装のインフラの無効化)と鳥の中立化(NATOとの緩衝地帯)
  • 鳥の正規軍は略壊滅。主力は予備役。後は傭兵と軍事会社(動画公開時点)
  • 五月上旬が焦点



以下は、用田元陸将。

  • 米(民主党政権)が今回の一番の大ボス、一番の悪党
  • 日本では「戦争学(軍事学)」を教えなくなった、報道機関が常識外の事を報じている
  • 片方が天使の軍隊で、もう一方が悪魔の軍隊という事は無い
  • 戦争犯罪は、当事国の「軍法会議」又は「国際刑事裁判所(ICC)」で裁く。報道機関が決めるのは筋違い
  • 都市住民を巻き込んで戦う鳥は国際法違反
  • 米バイデン「プーチンを権力の座に残してはいけない。」は本音
  • これ(露鳥戦争)は作られてきた流れ
  • 露鳥戦争で打撃を受けたのは、庶民
  • 令和十二年には日本の「北海道」と「南側」は無くなるんじゃないか←「中露北」三正面作戦の結果
  • 交渉の機運は三月下旬に高まったが、「ブチャの虐殺」で基本的にぶち壊した(仮説)
  • 戦車部隊が市街地に突っ込む事は有り得ない、鳥首都キーフ(旧キエフ)陥落は目的ではない


以下は、矢野元海将(画像上)。

  • 露が鳥へ突き付けた条件は、無条件降伏に等しい
  • 彼等(鳥人)は彼等で自分達の主権を懸けて戦っている
  • 日本は『日米同盟』を組み、碌に防衛の準備もせずに、何か事があったら米から武器・弾薬を供給して貰う積りでしょう
  • 鳥軍と露軍が七正面全てで略均等の兵力。こんな戦争を私は視た事がありません
  • 何故、この時期に鳥進攻を選んだのか
  • 露軍は制空権を獲る事をやってない


以下は、渡部元陸将。

  • プーチンが始めた戦争は明らかに国際法違反・国連憲章違反、「ブダペスト合意」「ミンスク合意」にも反しています
  • 鳥に居る露人が民族虐殺に遭ったというのは、明らかに嘘
  • 露の情報戦は敗北、米英が勝利した
  • アゾフ連隊を言うなれば、露・民間軍事会社「ワグネルG」の事を何故言わないのか
  • 露軍による第一作戦「首都キーフ陥落」に失敗
  • 「全領域戦(陸海空・宙情電+核、指導者、経済等)」で分析すべき
  • 日本は必然的に戦時の状態に在る
  • 「戦争」という言葉を使いたくなかったから「特殊軍事作戦」
  • キーフが主攻撃、東(ドネツクとルガンスク)ではない
  • 鳥にて露軍が航空優勢を獲れない理由は、半日しか掛けてないから(米軍であれば数日を掛けて弾道ミサイルや航空攻撃で軍事基地を叩く)
  • 露軍は敵に対する見積もりが甘過ぎた




十三日に国際刑事裁判所(ICC)のカリム・カーン主任検察官が鳥首都キーウ近郊のブチャを訪問し、戦争犯罪に関する捜査に着手した。


画像:【討論】桜国防戦略会議「ウクライナ 本当の軍事情勢」[桜R4/4/6]/日本文化チャンネル桜、ICC主任検察官、ウクライナを現地視察 「誰もが目覚ますべき」/CNN

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