石原さとみ四年振りの舞台『密やかな結晶』は自身から懇願

【芸能報道】 平成三十年二月二日から二十五日の日程で池袋・東京芸術劇場にて、ホリプロ(代取:堀義貴)は舞台『密やかな結晶』を公演する。石原さとみ(丙寅)が四年振りとなる舞台だ。原作は芥川賞作家の小川洋子(壬寅)。本作は他にも富山・大阪・福岡で三月に公演する。


二十九年十二月八日にはビジュアルが公開された。担当したアートディレクタは森本千絵(丙辰)。Mr.Childrenや松任谷由実(甲午)等の名立たるアーティストのCDビジュアルやMV等を手掛けている。直近では安室奈美恵(丁巳)が出演する「Hulu」の新キャンペーンCMのアートワークを担当した。「日経ウーマンオブザイヤー」をはじめ多数受賞歴がある。


ビジュアルでさとみと一緒に写る二人の男は村上虹郎(丁丑)と鈴木浩介(甲寅)。三人が複雑に絡み合った、本作の不可思議さや美しさ、恐ろしさを表現した。講談社文庫の原作の帯には「何をなくしたのか私にもわからない」のコピーが印象的だった。“記憶狩り”が行われる島で男女は人間の哀しみを見つめる。正に、その世界観をビジュアルに落とし込んでいるだろう。


脚本・演出は、「日本アカデミー最優秀脚本賞」「読売演劇大賞最優秀賞」を受賞した韓国人の鄭義信(丁酉)。以下は洋子のコメント。

消えていく存在、忘れたくない存在。原作から浮かぶ想像は、簡単には形にはできない世界。だからこそ面白く望めたアートワークでした。石原さとみさん、村上虹郎さん、鈴木浩介さんが集まり、塗ったり絡まり合いながらの大変な撮影。お互いに支え合いながら、消しあってるかのようにもみえる塊を作りました。まさに結晶のように


以下は出演に向けてのさとみのコメント。

ここ何年もずっと舞台への思いを強く持っていたので、4年ぶりに舞台に立たせて頂けることを心から嬉しく思います。

実は今回の『密やかな結晶』は、原作を読み、是非これを舞台化して演じてみたいと思い、お願いした作品です。ですので、特に思い入れが強く、今はただ実現していく高揚感に浸っています。
記憶が消えてしまう恐怖と悲しいくらいの柔軟性、そして大切な人を守る事で抱く忘れたくない感情を、舞台上でどう演じられるのか今から楽しみで仕方ありません

画像提供:㈱ホリプロ、撮影:宮原 夢画 (MMF)

画像引用:HORIPRO ONLINE TICKET

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