社内申請時のストレスと違和感|エイトレッド調査

【金融報道】 業務手続きの電子化(ワークフローシステム)大手のエイトレッド(3969.Ts)は、令和四年四月二十六日に調査『申請承認のストレス』を公表した。従業員数が百人以上の会社で、一年以内に五回以上の社内申請を行った百十人が対象。四月調査。


社内申請の形式では、「電子のみ(ワークフローシステム等で社内申請が電子化)」が四割、「一部紙(電子化・紙の申請書が混在)」が五割。


社内申請時のストレスや違和感では、「何度もある」「数回ある」共に四割。何度もストレスや違和感を感じるのは、紙企業で五割に上った。電子企業より二割も高い結果(クロス集計)。



申請時にストレスや違和感を感じた事がある事項では(複数回答)、「経費精算」「稟議書」が共に五割、「出張旅費」が四割。


申請時にストレスや違和感を感じない理由・秘訣では(複数回答)、「電子化されており、気軽に申請できる」が五割強、「申請をし易い企業文化になっている」が五割弱、「上司・同僚の目を気にし過ぎない」が二割。


「有休申請」時では(複数回答)、「有休を申請し辛い雰囲気がある」が六割、「紙での申請が面倒」が四割。


 以下は、「有休申請」時の具体的なエピソード(自由回答)。

  • 休暇理由を詳細に書かなければならない事
  • 大型連休に有休をくっつけようとすると、嫌な顔をされた
  • 他の人と重なると休暇が取れなかったりする
  • 半年以上前に申請しても休み間際になって、愚痴を言われる
  • 上司が不在で、連絡を取るのが面倒でした


電子化による申請承認に関するストレス低減では、「非常にそう思う」が二割、「ややそう思う」が四割弱。合わせて五割強となった。



以下は、同社の考察。

今回の結果から、ペーパーレス化は従業員の申請・承認に関する心的ストレスを軽減する意味でも非常に有効であると言えます。

今後はペーパーレス化により、業務を円滑化・効率化する事に加えて、気軽に社内申請できる雰囲気を醸成していく事が、働き易い組織づくりのカギとなってくるでしょう

スライド:㈱エイトレッド

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