【ファッション報道】 経産省(大臣:萩生田光一)は、令和四年五月二日に『ファッションの未来に関する報告書』を公表した。日本が世界ファッションの“未来づくり”をリードしたい。全九十七頁。
ファッション領域において、国内外で生じている数々の変化の兆候を捉えながら、拡大する海外需要の獲得に向けて必要な方策を検討する為、昨年に有識者会議「これからのファッションを考える研究会~ファッション未来研究会~」を設置。この五回の議論の結果として本報告書を取り纏めた。
本報告書では、ファッションを人がどの様に自己を表現するか、「人とコミュニティ・社会・環境との接点の在り方である」とした上で、ファッション業界が直面する課題やファッションの未来を如何様に描いていくのかにつき、議論した内容を取り纏めた。
「人と自然に調和的なファッション」「技術で変わるファッション」「新たな価値を生み出すファッション」という三視点より、望ましいと考えられるファッションの未来を描く為に重要な事項を「十のキーワード」として集約した。
- 需給ギャップを縮小させるビジネスモデル
- 良いモノを長く愉しむファッション文化
- 循環システムの構築
- 質量の無いデジタルファッション
- 創造性の発揮を支援する技術の台頭
- 創造社会の新しい市場ルール
- ラグジュアリ概念のアップデート
- これからの海外需要獲得
- ビジネスで留意すべきファッションロー
- ファッションの未来に求められる人材論
スライド:ファッションの未来に関する報告書/経済産業省
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