金メダリスト・吉田沙保里が語るレスリングの真実

【スポーツ報道】 平成二十九年十二月二十六日に日本アンチ・ドーピング機構(JADA、会長:鈴木秀典)は、女子レスリング日本代表コーチ・吉田沙保里(壬戌)選手のインタビュ記事をサイト「PLAY TRUE 二〇二〇」にて掲載した。同サイトは、政府推進のスポーツを通じた国際貢献事業「Sport for Tomorrow」における国際アンチ・ドーピング強化支援事業の一環。


沙保里選手のインタビュ企画は、国や競技、世代の異なる様々なアスリート達がスポーツにおける「Truth(真実)」とスポーツや人生を通して大切にしている「Truth(真実)」を語るトーチリレー。メッセージを通して各アスリートの物語りから全ての人へ、スポーツが本来もっている価値(自己を信じる力、挑戦、楽しみ、友情等)やスポーツを通した価値(平和、フェアプレイ、尊敬等)に触れ、スポーツのもつ可能性に気付いてもらう事を目的としている。


 これまでにハンマー投で五輪金メダリストの室伏広治(甲寅)選手やバドミントンで五輪金メダリストの髙橋礼華(庚午)と松友美佐紀(壬申)選手等のトップ アスリートも参加。沙保里選手はインタビュの中で「夢を持つ事の大切さ」や「負けた人にしか分からない気持ち」、「周囲の人々をリスペクトする事の大切さ」等について話した。また、同時にスポーツの価値とアンチ・ドーピングについて学べるクイズ サイトでも沙保里選手やレスリングに関するクイズを提供している。


以下は当該記事より抜粋。

人生最大の悔しさを味わったリオデジャネイロ2016オリンピック大会決勝の敗戦で学んだ大きなことがあります。それは、自分は決して一人ではないということです。負けた人にしかわからない気持ちを感じたことで、私はそれまで自分一人で頑張ってきたのではなく、応援してくれる人たちや、日頃から共に切磋琢磨する仲間、そして、試合で戦うライバルたちの存在があったから頑張ってこれたんだということを再認識しました。そして、そういった周囲の人々をリスペクトすることの大切さを更に深く理解することができました

画像提供:㈶日本アンチ・ドーピング機構

画像引用:http://playtrue2020-sp4t.jp/torchrelay/jp/interview/13_yoshida/、Photo:AAron Ontiveroz

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