新年一般参賀は平成で最多記録

【社会報道】 天皇陛下(癸酉)は、平成三十年一月二日に皇居にて新年一般参賀に臨まれになった。宮内庁によると参賀者は五回で十三万人に迫り、平成で最多数を記録した。陛下は三十一年四月末の譲位により三十一年が最後の新年一般参賀となる。本年が最後の新年一般参賀となった皇族は、十一月にご結婚が予定されている秋篠宮親王(乙巳)殿下の第一子女である眞子内親王(辛未)殿下。


陛下は「新年おめでとう。皆さんと共に新年を祝う事を誠に喜ばしく思います。本年が少しでも多くの人々にとり、穏やかで心豊かな年となる様、願っています。年の初めに当たり、我が国と世界の国の人々の幸せを祈ります。」とお述べになられた。


また同日に二十九年からの天皇皇后両陛下の御歌、計八首が発表された。天皇陛下は第六十八回「全国植樹祭」、第七十二回「国民体育大会開会式」、第三十七回「全国豊かな海づくり大会」、ベトナム国訪問とタイ国前国王弔問での天皇陛下の各々一首及びベトナム、東日本大震災と鹿児島にかんしての皇后陛下の三首。


以下は、天皇陛下が泰・ラーマ九世(丁卯)前国王のご弔問の為、お立ち寄りになって半世紀超のご交流を思い出されながら、王宮内の棺の前でお詠みになった御製。

亡き君のみたまの前に座りつつ睦びし日々を思ひ出でけり


以下は、第二次大戦後にベトナムに残ってフランスからの独立戦争に参画した日本兵の家族の人々とお会いになった際の事を皇后陛下がお詠みになった御歌「旅」。

「父の国」と日本を語る人ら住む遠きベトナムを訪ひ来たり

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