「ビズリーチ・サクシード」⇒「M&Aサクシード」へ、金融機関と連携

【ビジネス報道】 令和四年六月七日にオンラインにてビジョナル(4194.Tg)傘下のM&Aサクシード(代取:金蓮実)は、『新戦略・事例発表記者発表会』を開催。同日に法人・審査制M&Aマッチングサイト「ビズリーチ・サクシード」を「M&Aサクシード」へ変更した。


本サイトは平成二十九年に事業開始。独自の審査を通過した法人のみが利用できる会員制を採用。ネット上で掲載中の譲渡案件は四千六百件、M&Aアドバイザは五百社。そして譲受けを検討する企業が八千社(五月時点)。


年間成約数は、三年前と比べて(平成三十年と令和三年)で九倍に増加。M&A市場の活発化に一役買っている。本サイトの法人化は昨年十一月だった。


以下が特徴。

  1. 会員制・匿名性
  2. M&A検討の経営者同士が出逢える
  3. 譲渡案件の五十五㌫は年商一億円以上譲受け企業の七十㌫が年商十億円以上



会見にて発表した同社の新たな取組みは以下の通り。

  1. M&A体制の整備強化;第一弾は今夏に「専任組織(約二十人)」による譲渡企業向けの「コンシェルジュ」
  2. 第三者承継」を検討経営者へ受付開始;譲受け企業からメッセージが届く。今夏より
  3. 全国の金融機関と連携強化;コンシェルジュ、ビズマッチングのシステム強化(金融機関紹介の譲受け企業の利用状況把握)



蓮実代取は、会見にて“納得”を強調。譲渡企業が託す譲受け企業に出逢う迄の過程を重要視。例えが良かった。「お見合い結婚型M&A」だけでなく、「恋愛結婚型M&A」の選択肢も提供。M&Aを一種の結婚と同社は捉え、結婚相談所的な機能とマッチングアプリの機能を持たせる。これを同社は「出会い方革命」と称した。上図。


画像:㈱M&Aサクシード

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