中小『春季労使交渉』賃上げ率は二㌫割り、業種別｜令和四年

【ビジネス報道】　経団連（会長：十倉雅和）は、令和四年六月十日に『春季労使交渉・中小企業業種別回答状況（第一回集計）』を公表した。

加重平均。了承・妥結を含む。二百四十九社が回答。前年比で十七．五㌫の増。「製造業：非・製造業」≒「二：一」。

下記「アップ率」は、基本給の「ベア」と「定期昇給」を合わせた賃上げ率。回答額の増減率とは一致しない。

総平均

• 回答額：五千二百十九円（了承・妥結含；四千九百二十二円）；前年比で十七．四㌫の増（同・十七．一㌫の増）
• アップ率：一．九七㌫（一．九四㌫）

製造業平均

• 回答額：五千四百三十四円（五千百五十五円）；十六．三㌫の増（十七．八㌫の増）
• アップ率：二．〇三㌫（二．〇〇㌫）

非・製造業平均

回答額：四千七百九十一円（四千六百四十七円）；十六．六㌫の増（十五．四㌫の増）

アップ率：一．八五㌫（一．八二㌫）

下記は製造業の回答額ランク。

1. 電気機器；六千五百十七円
2. 印刷・出版；五千八百十五円
3. 機械金属；五千七百四円
4. その他；五千六百六十九円
5. 輸送用機器；五千五百四十一円
6. 窯業；五千四十三円
   
7. 化学；四千八百七十四円
8. 紙・パルプ；四千六百五十円
9. 食品；四千二百十六円
10. 繊維；三千七百九十六円

下記は、非・製造業の回答額ランク。

1. 土木・建設；六千九百七円
2. ガス・電気；五千三百八十円
3. 商業；五千百三十一円
4. その他；五千十円
5. 運輸；四千七十九円
6. 金融；三千三百五十四円