中高生向け『TIFFティーンズ映画教室 二〇二二』は対面実施、十三日〆切

【芸術・教育報道】 第三十五回「東京国際映画祭(TIFF)/ユニジャパン」は、令和四年七月六日に中高生向けの映画制作ワークショップ『TIFFティーンズ映画教室 二〇二二』を夏休み期間中に対面にて実施する事を決定した。六年目。


定員十八名。無料。〆切は十三日。


同教室はユース部門の特別企画。映画鑑賞・制作ワークショップを開催してきた「こども映画教室(代表理事:土肥悦子)」との共催。


本年の特別講師は早川千絵(丙辰)監督。長編デビュー作「PLAN75」が本年の仏「カンヌ国際映画祭」にて「カメラドール・スペシャルメンション」が授与。報道現在で日本でも公開中。TIFFの新たなメイン会場である千代田をロケ地とし、プロの映画監督やスタッフと共に本格的な映画作りに中高生達と挑戦する。完成作品は、本年度のTIFFにてワールドプレミア上映する。


以下が開催日時(予定)

  • 二十二日(金)・二十三日(土);十時集。ワークショップ(十時半=十八時)。ガイダンス、お話づくりワーク
  • 二十四日(日)・二十六日(火);同上。同上。お話づくりワーク、撮影
  • 二十七日(水);同上。同条。撮影、編集
  • 二十八日(木);同上。ワークショップ(十時半~十九時半)。編集、上映
  • 会期中:十月二十四日~十一月二日」;ワールドプレミア上映(日時は後日発表)


応募者多数の場合は抽選。申込みは、全日程参加可能な方を優先。コロナの感染状況次第では中止になる可能性もある。別途、メイキング映像を含む「DVD&文集」は六千円。


以下は千絵監督(写真上)のコメント。

私は中学生の頃から映画を作りたいと思っていたのですが、失敗したらどうしよう、才能が無いと知るのが怖い、等と考え過ぎ、なかなか一歩を踏み出せないまま大人になってしまいました。

そんな私が重い腰を上げ、一歩踏み出す勇気を得たのは十三年前、子どもの映画作りワークショップにボランティアスタッフとして参加した事がきっかけでした。

それはそれは楽しそうに映画作りに挑む小中学生達の姿を見て、映画作りとはこんなにも自由なものなのか!と感動し、取り敢えずカメラと人が居れば映画はできる、と思える様になったのです。

それから程なくして映画学校の門戸を叩き、今に至ります。ですから私にとって子どもの映画教室というのは特別な存在です。映画作りの楽しさを最初に教えてくれた、言わば原点の様な場所。時を経て、再びこの場所に戻ってくる事ができて幸せです

画像:東京国際映画祭

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