【ビジネス報道】 平成三十年一月二十二日に総理大臣官邸にて、経産省(大臣:世耕弘成)、国交省(石井啓一)、厚労省(加藤勝信)、文科省(林芳正)の四省による第七回『ものづくり日本大賞』の表彰式が行われた。内閣総理大臣賞に輝いた二十四件の受賞者に表彰状を手渡した。
表彰には安倍晋三(甲午)内閣総理大臣、菅義偉(戊子)官房長官、世耕大臣(壬寅)、石井大臣(戊戌)、加藤大臣(乙未)、林大臣(辛丑)が出席。
本賞は製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材等の「ものづくり」に携わっている各世代の人材の内、特に優秀と認められる人材を顕彰するもの。四省が連携し、十七年より隔年開催。
安倍総理は「地球環境に優しい製品をつくる。地元の農林水産業を復活させたい。自らの技能をもっともっと向上させたい。こうした皆さんの情熱とそれに裏打ちされた努力こそが、ものづくり大国・日本の底力であり、改めて心より敬意を表したいと思います。」と述べた。ものづくりに関して、不正にも触れ、政府はJIS法の改正等で品質保証の強化に取組んでいる旨も伝えた。
また「世界中から信頼されるメイド・イン・ジャパンのブランドを守っていく事ができるか否かは、産業界自身の努力に掛かっています。ピンチこそ、チャンスであります。この機会に、日本が誇るものづくりをもう一段高みへと押し上げていく。技術においても、品質においても、環境、防災など社会ニーズへの対応においても、断トツの世界一を目指して頂きたいと思います。」と、ものづくりへの気概が新たな開拓の力とした。
関係四省において、二十四件七十一名の内閣総理大臣賞受賞者を決定。経産省では本賞に加え、十八件八十六名、二団体の経済産業大臣賞。十五件七十四名、一団体の特別賞。十八件八十四名の優秀賞の受賞者をそれぞれ決定した。二月五日に、経済産業大臣賞及び特別賞の表彰式等を開催する。
撮影記事:岡本早百合
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