「それでも折れずにここまできた」、ラッパー・神門による大人への痛恨の一撃 MV『部活』

【ビジネス・芸能報道】 令和四年七月十九日より大塚製薬(代取:井上眞)は、Web動画『入学から、この世界だった僕たちへ。』篇を公開した。本動画はバランス栄養食「カロリーメイト」で部活に打ち込む学生を応援したい、という想いから全国の部活生へのインタビュを基に制作した。


二十四日まで、アクリル板越しに撮影された二種類のグラフィックを東急東横線「渋谷駅」内に掲出している(写真上)。



高校の運動部と文化部の学生達へインタビューした内容を基に、ラッパー・神門(goudo、丙寅)が書き下ろしたポエトリ リーディング(詩の朗読歌)。


「入学してからずっとコロナ」。そんな中、直向(ヒタム)きに努力を積み重ねた本年の部活生の想いや熱量を讃えた動画。ラッパー・神門は、きっちりと若者達の心の声を代弁できたのではないだろうか。無用なコロナ自粛を止められなかった先輩である大人達が聴くべき動画。


<学生達のマスクの内側の本音や熱量>

 大塚製薬は語る。「今の高校生は、学校生活や部活動に数々の制限が掛かる非日常を過ごしてきており、授業も部活も、登下校の間もマスク着用を当たり前のものとして受け入れてきました。


修学旅行や文化祭、体育祭のイベントの多くは縮小や中止となり、お昼休憩ですら黙食を強いられました。事前に実施した学生へのインタビュでは『もう慣れちゃいました。』と、諦念の様な声も聞かれたものの、同時に『マスク無しで思いっきり練習したい』『やっぱり家族や友達にも一回ぐらい応援に来て貰いたかった。』という本音に、遣る瀬なさや悔しさが滲んでいました。


様々な制限が掛かる中、それでも折れずに部活動を頑張ってきた学生達のマスクの内側の本音や熱量を受け止め、讃えたい。」と。



神門は「この企画に携われた事を幸せに思います。」とコメントを残した。


楽曲名:「部活」

作詞・歌唱:神門

作曲:観音クリエイション


おはよう また一日が始まる

うす暗さにわくわくしながら 朝練に向かう


友達にばったり会った時も

ランニング中も 口元を覆う布

入学した時からずっとこうやし

全然平気



マスクしてない方が顔分からんくなるって異常じゃない?

それも慣れたけど

唯一マスク外せる食事も 黙食

笑った顔を知らない友達もたくさんいる


合宿の過酷さを語る先輩 けど その表情はどこか誇らしげで

その合宿のキツさと それがまるごとなくなるキツさ

どっちがキツいのか 教えてほしかった


試合で初めてシュートが決まった瞬間

体育館の隅に 喜ぶ親の姿がかすんだ

ディフェンスに戻りながら 今のゴールを帰ってからどう説明しようかと言葉を探していた


目が覚めるような音が響き渡り コートギリギリに決まったアタック

仲間と全力で得た一点も 全力で喜ぶことは許されず

“以前”を思い出すのは 心が動く瞬間だ


母親が早起きして握ってくれたおにぎりを食べながら

始発に間に合うよう駅まで送ってもらってる車内

「こんな時間が宝物になるんだ」と 教えてくれた大人がいた

その人の目が ベストを出した友人ぐらい輝いていたから

きっと本当なんだと思う それを知った上で母親の背中を見ても いつもと同じで

ただ 咀嚼のリズムにありがとうを忍ばせた


大会中止を伝えるコーチの目は 話を始める前から潤んでた

きっと視界には 下を向く自分達と

コーチ自身も晴らしたかった“最後となった試合”に泣く先輩達がいる


「誰が悪いわけでもないから」「他の学生も皆一緒やから」

納得せざるを得ん理由はいつでも 納得できる理由までにはなってくれない



どんだけそれが当たり前に続いたって平気になるわけがない

当たり前に制限も仕切りもない学校生活を送りたい

授業や模試 嫌なことは最後まで残るのに

それがあるからがんばれるイベントは片っ端からなくなっていく


文化祭の代わりの黒板アート

中止でなく延期であることに歓喜した修学旅行も結局中止

代わりに行われた一日遠足 それすらたのしく でも いやだから

修学旅行に行きたかったなぁ


信じるほど可能性が増えそうで これだけやったからなくなるはずがないってところまで練習に打ち込む

競技と関係のない息苦しさ

口元と胸元の内側の熱 目には一層の力がこもる



“それでも折れずにここまできた”

あらゆる機会を消されたって この事実までは絶対に消せない

好きだから続けられた好きなことを 好きなままいられたこと

このメンバーとだから出来たと思う


マスクがなつかしくなった頃に開催される同窓会

そこで目にする 心の底から笑う同級生の顔

写真の中は無理でも 思い出の中のマスクは外れる

あのゴールにも 届くべきだった歓声が届く


自分達にはコロナのない中で過ごした学生時代がないのではない

コロナ禍で過ごした学生時代があるのだ

「あの頃に比べれば」と力をくれるであろう学生時代は

自分達は誰よりも格別だ



おはよう


画像:大塚製薬㈱

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