ミュージカル『メリー・ポピンズ』で濱田めぐみと平原綾香が二曲を披露

【芸能報道】 平成三十年二月十三日に東京都内にてホリプロ(代取:堀義貴)、東宝(9602.T1)、TBSテレビ(代取:武田信二)と梅田芸術劇場の四社が主催・企画制作するミュージカル『メリー・ポピンズ』の稽古場公開が行われ、「鳥に餌を(Feed The Birds)」と「スーパーカリフラジリスティック エクスピアリ ドーシャス」の二曲を披露した。


前者は第一幕に歌われる。メリー・ポピンズは子ども達を父親のジョージが働いている銀行に連れて行いって「お金の価値は、“いくら”という金額の大小ではなく、お金をどう使うかによって決まる」という事を教える。その銀行の帰り道、セント・ポール大聖堂の前を通りかかると、鳥の餌を売る女性に出会う。身なりがボロボロの女性を見て気味悪がる子ども達に、メリーは「見た目の奥を見る事が大事だ」と教えてあげる楽曲だ。この楽曲はウォルト・ディズニー(辛丑)が最も愛した楽曲として、「ブラームスの子守歌よりもずっと良い」と言ったという。映画の公開後には毎週金曜日になると、個人的に作詞・作曲のシャーマン兄弟をオフィスに呼び、この楽曲を歌って貰っていたという。


後者は第一幕中盤。メリーが子ども達に「何を言うかじゃなく、どう言うかが大切」という事を教える楽曲。公園の中のミセス・コリーの“おしゃべりのお店”で、一㌉の会話(十五文字のアルファベット)を買って、メリーとジェーンとマイケルは三十四文字の世にも不思議な言葉を生み出す。


世界最高峰のミュージカルである本作は日本人キャストで上演する。濱田めぐみ(壬子)と平原綾香(甲子)のWキャストを筆頭に実力派が揃う。プレビュ公演は東京で三月十八日から二十四日。本公演は二十五日から五月七日まで。大阪は五月十九日から六月五日まで。



以下は、濱田めぐみのコメント。

メリーの役作りについては、最終的に何かを決断するときに、メリーが決断することと濱田めぐみが決断することが、似て非なる部分、すごく似ている部分、全く違う部分の3種類があって、役と自分の中でそれらを照らし合わせながら、どれをチョイスするかという作業に入っています



以下は、平原綾香のコメント。

メリーは人間ではなく宇宙人なので、宇宙人らしさをどう出したら良いのかということと、毎日向き合っています。以前、前世を見てもらったときに「平原さんはまだ地球になれていないから、頑張って」と言われたことがあって、それが最初は嫌だったんですけれど、今では心の支えになっています

画像提供:㈱ホリプロ

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