凝縮(ゆとり)世代が学ぶべき「雑談力」を養うオーディオブック

【ビジネス コラム】 凝縮(ゆとり)世代は他の世代間とのコミュニケーションが苦手。理由はシンプル。上の世代と凝縮世代のコミュニケーションの取り方が異なるから。それは口頭か文面か。


デジタルネイティブといわれる凝縮世代のコミュニケーションは文字やスタンプでの感情表現がメイン。対して上の世代は、子どもの頃からずっと口頭でのコミュニケーションをメインにしてきた。国会を見ても分かるだろう。ホワイトボードは無く、フリップが出てくる。答弁は、その名の通り、口頭で行う。


凝縮世代は悲観しても仕方がない。人生百年時代。六十代はシニアではなく現役世代。つまり社会にい続ける以上、メインの上の世代とのコミュニケーションは口頭となる。凝縮世代でも逸早く、メインが異なっていることに気付き、勉強をしている者もいる。文面の場合ではリアクション(返答)に時間をかけられるし、時として放置することも可能。だが、その手法をそのまま口頭で行ってしまうと、間が長くなったり、無視したりすることになってしまう。それを相手は「感じの悪い人だ」と判断しかねない。


これは長く社会で生きていく信用の時代ではデメリットでしかない。合理性を重視するならば、口頭でのコミュニケーションの力を上げる必要がある。逆に長い人生において、口頭でコミュニケーションできないことは非合理的、非効率的なのが分かるだろう。


 では、どうやって学ぶのか。それは耳だ。今までは文面、つまり目で相手のことを分かろうとしていたが、これを耳に変える。言葉の台詞ではなく抑揚なのだ。幸い、声優業が盛り上がっている。優れた声優が多いのも凝縮世代。通常では、使用しないような抑揚や表現をアニメでは使う。実際にプロ並みではないにしろ、少し声優チックにした方が良い。その方が上手くいく。


学ぶ物はオーディオブック。「フィービー」などでたくさんの教材がデジタルで売っている。楽曲を聞くように聞き流しでも、最初は充分だろう。ポイントは何度も繰り返し聞くこと。例えば「超一流の雑談力」はラジオNIKKEIでも紹介されており、聞き易い。ダメな返答と改善した方が良い点などをゆっくりと優しく、丁寧な言葉遣いで学べる。


雑談はビジネスに直結する。雑談が合わない者同士は、大きな、長いビジネスに発展しない。ここも合理性だ。自身の能力をフルで活かすためには、雑談は欠かせない。雑談が弱いために損をしている凝縮世代は非常に多い。非合理的で「宝の持ち腐れ」だ。


同じ日本人でも上の世代は外国人と思おう。言語も異なれば価値観も異なる。かといって、ATフィールドを全開にしてしまっては、自身の可能性を消してしまう。雑談の力を養って、自身の能力を開放しよう。どうせ後、何十年もあるのだから。


画像引用:超一流の雑談力/FeBe!

記事:羽田野正法

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