【ビジネス報道】 令和四年十月二十日にクラウドマーケティングとクラウドマネジメントのツール制作・販売を行うロジック・ブレイン(代取:服部真人)は、『企業の1on1と職場の心理的安全性』に関する実態調査を公表した。
対象は1on1を実施しているサービス業・製造業の経営者。調査人数は、計一千二十三人(サービス業=五百十五人、製造業=五百八人)。八月~九月調査。
「1on1が企業の売上や成長に反映されていると思いますか?」に対し、「はい」が九割弱、「いいえ」は一割強。1on1は、企業の売上や成長にも寄与する欠かせない要素と同社。
<質の違い>
七月実施の社員(役職無し)への調査では、サービス業・製造業の会社員の約半数が、所属企業で1on1を実施していると回答。「相手(上司)によって1on1の質に違いがある」は九割超だった。
相手(上司)によって1on1の質の違いを感じている経営者は、サービス業・製造業共に七割。一方、社員調査では「とても違いがある」が四割だったが、経営者は一割。
1on1の内容・結果の社員評価を問うと、八割の経営者が「反映している」と。同社は、1on1の目的を本音(悩み等)を話し、共に解決していき、社員のモチベーション向上や離職率の改善等を図る事とし、社員が自身の評価を意識せずに話せる事を「大変重要です。」と反映の間違いを指摘する。
本音とパワハラ
八割の経営者は、1on1にて上司と部下が「本音で話している」と見ているが、社員調査では四割が「本音で話せない」と。
また社員調査では、1on1にて「上司のパワハラを感じた事がある」が四割。経営者は、パワハラに該当する様な「言動は無いと認識している」が八割、「言動も有る」と認識しているが二割だった。
同社は、経営者へ以下を問い掛けた。
企業の売上や成長にも大きく寄与する1on1ミーティングですから、更なる成長の為にも、社内での評価とは関係なく上司と部下が本音で話す事ができる様、その在り方や実施方法について改めて見直す事が重要なのではないでしょうか
画像:㈱ロジック・ブレイン
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