【金融報道】 エイトレッド(3969.Ts)は、令和四年十月二十四日に『大企業のワークフローシステム(WFS)運用に関する課題調査』を発表。併せて、二十六日に同社の「ワークフロー」シリーズが累計導入社数が四千社を突破した事も発表した。
本調査は、大企業(従業員数=三百人以上)のワークフロー運用担当者百十二人に対して実施。十月調査。
自社のWFSの満足者への質問「Q1.WFSのメリット(複数回答)」では、「稟議や申請がきちんと記録され、参照し易くなった」「リモートワーク等、柔軟な働き方に対応できる」「稟議や申請がスムースになった(承認スピードの向上)」の順。
「Q2.Q1以外のWFSの活用メリット(自由回答)」は以下。
- 承認連絡等の手間が省け、効率的に作業が進む
- 目的のテンプが用意されているので、処理に困らず間違いがない
- 何時でも申請できる
- 質問が減った
- 何処を回覧中か一目で分かる
「Q3.WFSを運用する上で、大変だと感じる事はあるか?」では「非常にある」が三割、「ややある」は四割。
「Q4.自社のWFSを運用で大変だと感じる事(複数回答)」では、「運用ルールや運用方法についての社内共有が大変」「組織改編や人事異動に応じたメンテに時間と手間が掛かる」「外部システムとの連携が満足にできない」の順。
以下が「Q5.Q4以外でWFS運用にて大変だと感じる事(自由回答)」
- 基本的なマニュアルが全く準備出来ていない
- 予定通り動作しない場合に、原因追及に時間が掛かる事
- 回付ルートの柔軟な対応を含め、細かい変更ができない
- やりたい事が出来ない
- セキュリティ
- ワークフローの機能について詳しくないので、問合せへの対応がし辛い
「Q6.組織改編や人事異動に伴うWFSのメンテ工数」では「七~十日未満」が二割、「十~十四日未満」は二割弱。「Q7.運用中のWFSにて、紙等で残っている社内申請・稟議」では「かなりある」が三割強、「ややある」は六割弱。
「Q8.WFS選びで重視したい機能や特長(上位五つ)」を質問。「誰でも直感的に操作ができる」「複雑な承認ルートにも対応可能」「既存の紙ベースの帳票をそのままの形で電子化できる」の順。
同社は、管理者・利用者双方に優しく、どの様な「承認ルート」も再現できる柔軟なWFSを大企業では求められていると分析。「業務効率化」や「意思決定の加速」といったワークフローのメリットを最大化する為に、今一度、WFSの運用について見直す事を提唱した。
画像:㈱エイトレッド
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