仏・貿易投資庁が『Cosmoprof Asia 2022』へ出展、スタートアップは二十五社

【美容報道】 令和四年十一月十六日~十八日までシンガポールにて開催されるアジア最大規模の国際美容展「コスモプロフアジア 二〇二二」へ仏・貿易投資庁は、『仏パビリオン』を出展する。仏コスメ企業・七十六社が参加する。B2B案件。

本美容展は三年振りの開催。


展示や商談を通し、仏・化粧品業界のバリューチェーンが持つ強みや専門性を業界関係者向けに広く知って貰う。パビリオンは美容製品向け(ホール2)と原料、パッケージ、設備・機器(同3)に分ける。


イノベに特化したスペース「We are French Indie Brands」では、仏コスメ業界のスタートアップ・二十五社が出展。化粧品の最先端技術を披露する。



<世界リードの仏国>

 本年は、イノベとCSRの双方で仏企業にトレンドが。参加企業のエコロジ志向は益々強まっている。拘りは天然有効成分や処方の設計、強い倫理的コミットメント、革新的なエコロジ コンセプトの創造。


これらのトレンドは仏市場全体、特に「ブルービューティー/クリーンビューティー」のトレンドと一致。一昨年、仏・化粧品部門の売上高は四百五十億ユーロ。内、輸出は百五十七億ユーロ。二十四㌫以上のシェアを有す仏国は、化粧品分野で世界をリードしている。


仏・化粧品会社は品質、安全性、ノウハウ、そして何よりも研究開発(R&D)に力を注ぎ、技術的な創造性と高度なコンセプトを生み出している。仏国内には七拠点以上のコスメ関連の産業クラスタ(競争力拠点)が存在している。



また出展と同時に仏・貿易投資庁は、化粧品サプライヤの海外輸出向けサイト「Choose France Cosmetics」を公開(報道現在)。同サイトは、業界関係者が高品質のフランス製品を画面上で簡単に検索できるデジタルショールーム。数千に上るブランドが網羅されたデジタルカタログで、新製品のリリースやイノベを把握できる。


画像:在日フランス大使館

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