【芸能報道】 令和四年十一月八日に「TikTok」を運営するByteDance(代取:佐藤陽一)は、能楽協会(理事長:観世銕之丞)と日本の伝統芸能『能楽』の魅力を発信する新たな取組みを発表した。
日本において伝統芸能は、土地の風土や歴史・文化を豊かに反映した芸術であり、中でも「能楽」はユネスコ無形文化遺産に指定される等、世界的に高く評価される日本を代表する舞台芸術。
以下が、主な取組み概要。
- TikTokより能楽協会へ「能楽の活性化」を目的とした寄付贈呈
- 能楽協会公式アカウントの開設
- 能楽師によるTikTokクリエイタ向け「能楽」レクチャ開催(八日開催、写真上)
- TikTokクリエイタによる能楽の魅力ショートムービー配信(中旬より順次)
- 能楽師出演のTikTok LIVE配信(年内配信予定)
能楽を始めとする伝統芸能に、若年層が触れる機会は減っており、その素晴らしさを知る機会が少なくなっているという現状があると同社は見る。これまでもTikTokでは、美術館LIVE配信等、文化施設のコンテンツ発信を支援し、コロナ禍により中止になった花火大会をTikTok上で開催・発信するプロジェクトを推進する等、日本の伝統文化の活性化に貢献してきた。
能楽協会・武田宗和(戊子)副理事長は、「TikTok様の若年層を始めとする多くの方々への訴求力を活かして能楽の魅力を発信し、能楽への興味人口を増やすと共に、若手後継者の確保も目指したいと思っております。」とコメントを寄せた。
今回の取組みにより、若年層を中心とした人気向上や後継者の育成等を支援していく。
写真:ByteDance㈱
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