陛下が大切に思われる戦争への見識

【社会ニュース】 平成二十七年十二月二十三日の祝日『天皇誕生日』に八十二歳を迎えられた。十八日に天皇陛下は、皇居・宮殿で記者会見に臨まれ毎日新聞(画像引用)等が報じた。陛下は今年の自然災害に対し、救出活動に携わった人々に深く感謝の意を表された。

 | 困難に遭遇している人々を助けようという気持ちが日本人の中に豊かに育っていることを非常に心強く思います


次に今年の喜ばしい出来事として、日本人二人のノーベル賞受賞を挙げられた。また五十年以上前に羽田空港でご視察されたコトを懐かしみ、日本製のジェット旅客機の完成も喜ばしい出来事に挙げられた。終戦七十年の節目に陛下は、六月の「第四十五回 戦没・殉職船員追悼式」のお話しの中で軍人以外の民間人の犠牲について触れられ、制空権や護衛する軍艦がない状態での輸送船の船員について心を痛まれた。



<日本の将来にとって大切なコト>

 碑に供花される為、パラオ共和国に天皇・皇后両陛下で訪問なされた際のお話しでは、豊かな美しい島の自然の中に無数の不発弾が現存している点に触れられ、島民への負担を忘れてはならないと思いを述べられた。陛下はこの一年を通じ、様々な面から戦争についてお考えになられた。日本の将来にとって、戦争を知らない世代が先の戦争への見識を深めるコトが極めて大切と述べられた。


次の動画は、八月十五日の「終戦七〇年 全国戦没者追悼式」である。陛下のお言葉は、国民にとって重い。日本国民は、先代達の犠牲と努力の上にイマを生きているコトを決して忘れてはならない。当然に戦争を再び起こす様なコトはあってはならない。そのタメには、何故に戦争となったのか、何故に戦争で甚大な被害が増え続けたのか、何故に戦争を終わらせるコトが出来たのか、を学ぶ必要がある。

(了)


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