投稿から八年、映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』が六月公開

【芸能報道】 平成三十年六月八日に映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。/KADOKAWA』が全国公開される。「ヤフー・知恵袋」の投稿から始まったコミックエッセイの実写映画化と異色。榮倉奈々(戊辰)と安田顕(癸丑)とのW主演となる。


劇中では妻役の奈々が十五パターンもの死んだ振りを全身全霊で披露する。翻弄されるのは夫役の安田だ。大本となった知恵袋への投稿は二十二年。「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」が話題を呼び、これにインスパイアされた「ほぼ日P」がボーカロイド・初音ミクで同名オリジナル楽曲を発表。ミュージック動画はニコニコ動画で再生回数一位を獲得して二百万回以上の再生を記録。翌年にはコミックエッセイ化された。


予告編では穏やかで平和な日々を過ごしている幸せな夫婦の姿から一転する。結婚三年目のある日、じゅん(安田顕)が会社から家に帰ると、妻のちえ(榮倉奈々)が死んでいるシーンから。救急車を呼ぼうと慌てふためく中、「わぁ!」と生き返るちえにじゅんは腰を抜かし、絶叫した。そんなじゅんにちえは「驚きました?」と。「妻が突然、死んだ振りを始めました」。ある時は、名誉の戦死を遂げ、またある時は、矢に頭を貫かれ。その姿にじゅんは「よくできてるね~」と感心してみせたり、落ち武者となって死んだ振りをしているちえに全力で付き合ってみるも、「身が持たない」と。


「なんでこんなことするの?言いたいことあるなら言ってよ・・・」と次第に冷静さを失っていく。近所からも不審がられ、エスカレートする“死んだふり”に、「妻の気持ちがわからない!!」 「家に帰るのがこわい・・・」と戸惑い、悩み、不安は募る。


共演には大谷亮平(庚申)と野々すみ花(丁卯)。安田扮するじゅんの後輩夫婦・佐野と由美子を演じる。本作のメガホンを取るのは鬼才・李闘士男(甲辰)監督。興行収入二十三億円を超えた「デトロイト・メタル・シティ(二〇〇八)/東宝」等を手掛けた。


=クレジット=

榮倉奈々 安田顕

大谷亮平 野々すみ花

原作:「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(作:K.Kajunsky、漫画:ichida/PHP研究所刊)

監督:李闘士男  脚本:坪田文 

©「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会


画像提供:㈱KADOKAWA

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