提案募集『量⼦・古典の異分野融合による共創型フロンティアの開拓』

【教育報道】 令和五年五月三十日まで国立研究開発法人「科学技術振興機構(理事長:橋本和仁)」は、本年度の研究領域『量⼦・古典の異分野融合による共創型フロンティアの開拓』の提案を募集している。


二日に量子コンピューティング技術等の情報をまとめたポータルサイト「Q-Portal/内閣府、総務省、文科省、経産省、理化学研究所」が配信した。同サイトは四月に公開したばかり。


本領域の募集で研究提案者は、「研究倫理教育に関するプログラム」を修了している事が応募要件。修了が確認できない場合は、応募要件不備と見做す。



目指すもの

 本研究領域は、量子情報技術(量子コンピュータ・量子通信・量子センサ等)を単独、又は組合わせて「ハードを造る」「システム化する」「ソルバとして使う」「ソフトを開発する」「新しい使い方を開拓する」事で、新たな量子フロンティアの開拓を目指す。


その際に、他の分野(素粒子・宇宙、物性物理、化学、材料工学、電気電子、情報処理、機械工学、計算科学、最適制御、AI、基礎数理等)の既存成果や考え方を積極的に採用したり、当該分野へ共創的に融合し、分野の変化を齎して新開拓を目指す。



尚、「Q-Portal」では量子技術に関する最新ニュースや学習コンテンツ、イベント情報、公募情報、勉強会の開催情報等を掲載。これまではバラバラであった。目的は、関係者間の連携強化、ステークホルダの参画促進、イノベ創出へ繋げる事。


画像:量子フロンティア開拓のための共創型研究/国立研究開発法人科学技術振興機構、Q-Portal

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