専門学校から若き「プロスノーボーダー」二名が誕生

【教育・スポーツ報道】 令和五年六月一日に日本スノーボード協会(JABA、理事長:沼澤正治)は、NSGグループの「国際スノーボード&スケートボード専門学校(旧・全日本ウィンタースポーツ専門学校)」からプロスノーボーダーが二名誕生した事を発表した。


同校は、日本で唯一のスノボ・スケボの専門学校(報道現在)。


大会に出ている多くの選手は、幼少期からスノボを始めており、日本のジュニアは世界でもトップクラスにレベルが高い。年々、プロ資格の習得が難しいとされている中、専門学校から本格的に始めた学生が在学中にプロ資格を習得した事は快挙。



<二名の詳細>

 プロ資格は、JSBAが指定する大会・プロ大会へトライアウトとして参加し、年間ポイントランキング、JABA全日本選手権・プロ大会において上位成績を収め、プロ資格の習得が可能となる。


一人目は「科目履修生」川又大悟。大学まで野球を行い、「野球でプロ」の夢を好きなスポーツであるスノボで叶える為に入学。アスリートとして活躍したいと想いからスノボクロス競技をスタート。


今シーズンに年間ポイントランクで基準を達し、プロ資格を取得。三月に卒業し、新潟・湯沢にあるスポーツショップ「クレブスポーツ」へ就職した。働きながらアスリートの活動を続けていく体制が整っており、今後は同所属のアスリートとして活動していく。



四月からトップアスリートコース

 二人目は「ウィンタースポーツ学科スノーボードコース」二年・花田地駿。ハーフパイプにおいてプロスノーボーダーが集まる大会に参戦し、プロも含めたポイントランクで基準を達し、一年生時の成績からプロ資格を取得した。現在は二年生となり、ルーキーイヤーとして活動していく。


また、同校は過去に四名の五輪選手を輩出。五十七名のプロスノーボーダーを輩出している。四月からは「トップアスリートコース」の募集を始め、アスリート育成に力を入れたコースを展開している。


コーチには現役の日本代表選手、プロスノーボーダー、プロコーチと日本代表選手の専属トレーナが学生をサポート。業界就職・指導者育成を主軸に、日本のトップ・世界を目指す道として同校が本格始動する。


写真:学校法人国際総合学園

0コメント

  • 1000 / 1000