「乳眠」を推すワコールが『入眠クラシック』を開発

【ビジネス報道】 ワコールHD(3591.T1)は、女性の眠りをサポートする「入眠×乳眠」プロジェクトの一環として日本音響研究所(代取:鈴木創)の監修の下、入眠への誘導効果を高めた音楽『入眠クラシック』を開発した。平成三十年八月一日より公式YTチャンネルにて一般公開した。「乳眠」とは、睡眠時のバストを優しく安定させて、心地良い眠りを目指す事。


『入眠クラシック』は布団やベッドに横たわり、枕元近くのスマートフォンから聴く事を想定して制作している。スマートフォンのスピーカ特性を踏まえた最適な音域加工を施した。活動状態の脳波(β波)からリラックス状態の脳波(α波)、そして睡眠状態の脳波(Θ波)へとスムーズに誘導する様にアレンジ。『入眠クラシック』は以下の三曲から成る。


  1. ハイドン/交響曲94番「驚愕」第2楽章
  2. プッチーニ/歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」
  3. ベートーヴェン/交響曲5番ハ短調「運命」第1楽章


演奏協力は東邦音楽大学(学長:三室戸東光)で、監修が音響解析を行う日本音響研究所。編曲ポイントは三つ。心拍数を意識したテンポ アレンジで、演奏を愉しみながら脳を深いリラックス状態に導く事。「あくび」を連想させる編曲である事。音量の強弱を和らげ、睡眠をさまたげる刺激要素を取り除く事。日本音響研究所は、より心地良い眠りへ誘う音楽を検討して「活動状態から徐々に鎮静させていく事」を目的に監修した。


ワコールは昨年に「睡眠と下着に関する意識と実態調査」を行い、入眠儀式(眠る為の作業)を行っている女性ほど、睡眠満足度が高い事が判明。反面、日本女性の五人に一人が睡眠時のバストの動きや重さで「睡眠時にバストが邪魔だと感じた事がある」「寝ていてもバストは睡眠(休憩)できていないと思う」と答えた。同社は睡眠時にバストを優しく安定させて心地良い眠りを目指す「乳眠」を提唱している。


同プロジェクトで「睡眠科学」のパジャマと「夜寝るとき用」のブラ(3Lまで)を販売している。またTOKYO FM『高橋みなみの「これから、何する?」』にて七日より週に一回、四週に亘って『入眠クラシック』と共に睡眠に関する企画を予定。九月三日には都内某所にて女性限定イベント「入眠×乳眠クラシックナイト」を開催。高橋みなみ(辛未)も登場する。


画像提供:㈱ワコールホールディングス

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