中小企業の従業員向けに『ビジログ』開始、中核人材を育てる講座が無料

【ビジネス報道】 平成三十年八月二十日に中小企業庁/経産省は、人材育成のプラットフォーム『ビジログ』を構築して公開した。本プラットフォームの目的は、将来に中小企業で働く従業員等を社内の中核的な人材に成長できる様に育成する事。社会人基礎力や「人手不足解消術」「生産性向上術」を始めとした専門知識等のカリキュラムを、いつでも、どこでも学べて且つ、学習履歴や成果を可視化できる。


受講料は無料。事業コンセプトは三つ。中小企業等で働く従業員に必要な社会人基礎力や「人づくり術」等の専門知識等を身に付ける事ができるカリキュラムを用意した点。EdTechを活用し、時間や場所に捕らわれない多様な学びのスタイル(ウェブ型、双方向ライブ型、ワークショップ型)を提供した点。受講履歴等を一元管理し、受講者の理解度・進捗を可視化し、成果や成長を実感しながら学びを継続できる点だ。


背景には中小企業の経営者を支える中核人材の育成が急務な点がある。積極的に利用すれば、休廃業を抑える効果もありそうだ。第四革命等の急激な環境変化や人口減少という構造的問題に対応しながら、成長・発展を続ける為の中核人材育成を支えたい。本プラットフォーム名の『ビジログ』はビジネススキルと記録(ログ)の造語。


九月二十日にはワークショップ講座の受講を、十月十六日には双方向ライブ講座の受講を開始する。『ビジログ』のリーフレット一枚目には「中小企業は、人材が全てです。ひとりひとりの成長が、中小企業の成長に直結します。」と記されている。受講登録は法人と個人に分かれている。またPRパートナにはフォーブス ジャパン等が付いた。


画像引用:ビジログリーフレット/経産省

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