九月十七日から二十二まで押上ソラマチにてオペラ『ローエングリン』を4K上映

【芸能報道】 平成三十年九月十七日から二十二日まで東京・押上にてジュピターテレコム(代取:井村公彦)と東北新社(代取:植村徹)の両社は、二十八年にドイツで上演されたオペラ『ローエングリン』の無料上映会を行う。後者はCSチャンネル「クラシカ・ジャパン(J:COM TV 353ch)を運営している。


ポイントは4Kでの上映。本作の一部の上映となる。4Kが映し出す高画質且つ、奥行のある映像美で繊細で煌びやかな衣裳を今迄よりも間近に、名作舞台を新たな視点で隅々まで愉しめるもの。本作は十九世紀の作曲家で指揮者のリヒャルト・ワーグナー(癸酉)のオペラ。「楽劇王」の別名で知られる。本作の演奏時間は三時間半(最終決定稿)。本作は最後のロマンティック・オペラとも呼ばれる。


 舞台は十世紀前半のベルギーのアントウェルペン。当時はフランク王国の第二王朝「カロリング朝」が三分裂した後の東フランク王国(国王:ハインリヒ一世、ドイツ王)下だ。都市は領主と一部の特権階級者によって支配されていた。ローエングリンは聖杯守護の騎士でエルザが、その土地を治めるブラバンド公の娘。父が死去し、エルザが犯人とされてしまう。本作は狂王・バイエルン王のルートヴィヒニ世(乙巳)が好んだ事で知られている。


今回に上映するのは、ワーグナー自身も指揮をしていた「ドレスデン国立歌劇場」で封切りし、世界的スター、ロシアのソプラノ歌手であるアンナ・ネトレプコ(辛亥)とポーランドのテノールであるピョートル・ベチャワ(丙午)の主演二人がワーグナーデビューを飾った事で、ドイツ・オペラ界でセンセーショナルな大成功を収めた話題作。結婚式の定番曲として浸透した「婚礼の合唱」が生まれた第三幕から初夜迄、ドイツのクリスティアン・ティーレマン(己亥)が指揮する壮大なオーケストラと主演二人が織りなす、感情を揺さぶる音と声の饗宴を味わえる。



画像提供:㈱ジュピターテコム

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