『日本ゲーム大賞』にカプコンの「モンスターハンター:ワールド」

【ビジネス報道】 平成三十年九月二十日にコンピュータエンターテインメント協会(会長:早川英樹)は、千葉・幕張にて開催中の「東京ゲームショウ/日経BP(共催)」内で『日本ゲーム大賞二〇一八』を決定した。年間作品部門の大賞には「モンスターハンター:ワールド/カプコン」を、経済産業大臣賞には「Nintendo Switch開発チーム/任天堂」を、ゲームデザイナーズ大賞 には「Gorogoa/Annapurna Interactive」を選んだ。


「モンスターハンター:ワールド」は昨年の「日本ゲーム大賞フューチャー部門」を受賞していた。ファン待望の据え置き機対応作品として、発売に多くの期待が寄せられた作品だった。ハードの性能をフルに活用し、新たなチャレンジに対して多くのユーザから賞賛の声が多く寄せられた。日本が世界に誇る大作として、シリーズファンは素より、新たなユーザからも圧倒的な支持を受けた点を授賞理由とした。


「Nintendo Switch開発チーム」は「いつでも、どこでも、誰とでも。」 と、多様化する現代のライフスタイルに対応する新たなゲーム機として登場。据え置き機として家族で遊ぶ層と携帯機として自分の画面を占有する層を一つにし、どんなプレイスタイルにも応えられる、かつて無い万能なゲーム機となった点を評価。


この画期的なコンソールから生み出される任天堂の作品群は、完成度・独走性が極めて高く、斬新な遊びの提案を続けているとし、それによって家庭用ゲーム開発は活況を呈し、各方面での新しいソフト開発の機運を高める事となった考察。この様なハード・ソフトの両輪によって国内でのユーザの大きな支持は素より、海外でも非常に早いスピードで普及台数を伸ばして世界中で家庭用ゲーム機の存在感を再び大きく押し上げる程のムーブメントを起した。そんな飽くなきゲームの可能性を追求する姿勢と驚異的な実績が評価され、素晴しいゲーム機を生み出した同開発チームに対して、満場一致での受賞となった。


ゲームショウは二十三日まで。四十一ヶ国・地域から六百八十八の企業・団体が出展し、過去最大規模。事前届出のあった出展タイトル数は一千五百六十八タイトル。


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