POPsの女王・安室奈美恵の芸能ビジネス的な強さ

【芸能ニュース】 平成二十八年二月十二日にファッション・ビューティサイト「DAILY MORE/集英社」が、千葉・幕張にて十日に開催された歌手でダンサの安室奈美恵(丁巳)の全国ツアーファイナル「namie amuro LIVEGENIC 2015-2016」の記事『安室奈美恵さんのツアーファイナルルポ! 彼女のすごさがわかる“細くて高いもの”って?(画像引用)』を配信した。七年からのライブツアーより今回で通算が四百万人となった。日本を代表する女性アーティストとして君臨し続ける。報道現在で、安室は三年前より親会社をエイベックスHD(7860.T1)とするレーベル「Dimension Point」に所属しており、実質的に安室のプライベート レーベルの位置付けとなっている。

当該記事では、ツアーファイナルのライブの様子が細やかにレポートされており、記者の安室熱が伝わる。安室を“ステージ上のアスリート”と表現し、ライブの歌唱力からダンス等のハードなセットリストをこなせる実力を高く評価している。ファッションを細やかに言及してない点は惜しいところだ。安室のステージ衣装は、ファッション性の高さに定評がある。ライブ二時間の内容は二十九曲で、通常通りのMCなし。“ライブを魅せる”という基本中の基本を貫いている。今回のツアーは、全国十五ヶ所の四十四公演を行い四十万人を動員した。来月からはアジアツアーが始まる。尚、LIVE DVD&Blu-ray「namie amuro LIVEGENIC 2015-2016」は来月二日にリリース。




=解説=

 デビュー三十年目に向けて、国内音楽界を独走中の安室。ビジネス的な解説を施すと、大前提に生歌を通している点がある。同社には浜崎あゆみ(戊午)も所属しているが、ライブの生感においてファン層は安室の実力を好む。音楽的なジャンルの特徴としてJ-POPを始め、R&B、ヒップホップ、ダンス、エレクトロニック、ロックをこなす。これらをライブ中に踊りつつける点が大きい。安室は三十八歳で一人の子を育てている。


カリスマ性を維持し続ける重要なポイントして、彼女のファッション性がある。女性からみてのCool、Kawaii、Strong、Hotを正に体現している歌手であろう。SNSは公式にYouTubeFacebookを運用している。Google+もあるが、こちらは控え目だ。他の芸能関係者が近づき易い印象(イメージ)を意識しSNS運用しているのに対し、安室のそれは異なる。カリスマとしての、スターとしての王道を歩きプライベート的な要素は一切で見せない。宝塚もそうであるが、安売りはしない。それが芸能的な成功の大元であろう。


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