【ビジネス報道】 平成三十一年一月八日に東京・新宿にてデアゴスティーニ・ジャパン(代取:谷健二)は、隔週刊『キャシーといっしょにハワイアンキルト』の創刊記念イベントを行った。会場には手芸に興味を抱く主婦等が多く集まった。キャシー中島(壬辰)に加えて子息でNHK・Eテレ「すてきにハンドメイド」にMCで出演中(報道現在)のキルト・刺繍講師、勝野洋輔(癸亥)も登壇した。
七十冊に迫るキルト関連の本を出版したキャシーは、日本におけるハワイアン(H)キルトの第一人者として知られている。このHキルトとパッチワークは似ているが、前者は一枚の布から作り、後者は小さな布を繋ぎ合わせる。今回、同社が提案するHキルトは伸長を優に超える程の大きなHキルト。隔週で発刊していき、最終的に大きなHキルトを作る事ができる。針や糸も同梱。材料が全て揃っている状態で始められる。
キャシーは今回のHキルトの魅力を「色が二色。」である点を強調した。色数を抑えて、カッティングのデザインで勝負するタイプだ。貼り付ける布は切り絵の「たたみ切り」の要領でカッティング。シンメトリの綺麗なデザインを配置していく。今回のデザインはハワイに所縁のある花や亀等。全てのデザインが異なる様に考えた。初心者でも直ぐに作れる様に動画も用意。これには子息の勝野も大いに助けになる点を幾度も伝えていた。
キャシー自体も「最初は頑張って大きいのを作った。」と吐露。理由は大きいサイズだと、材料費も嵩むので作り上げるプレッシャを与えたのだと言う。また「繋ぎ合わせのキルトって出来上がりがイメージできない。」とHキルトは完成予想ができる点も話した。そして「失敗はない。上手いか、下手かの違い。止めなければ、誰でも上手になるの。」と継続が重要の模様。因みに、キャシーは独学だ。
同社としては飽きが来ない様に、大キルトだけでなく、それ以外の小物を作れる企画も用意している。
記事:荒田雅、撮影:金剛正臣
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