カネボウはグローバル戦で二桁成長へ、新イメージは永野芽郁

【美容報道】 平成三十一年一月十七日に東京・有楽町にて花王(4452.T1)の完全子会社であるカネボウ化粧品(代取:村上由泰、青木寧)は、『フリープラス 新イメージキャラクター&新CM発表会』を開催した。本年は日本市場を強化しながら、グローバルで二桁成長を目指す。


同社のグローバル戦略ブランド「フリープラス」は、日本でのブランド育成を強化する。敏感肌に悩む女性はおよそ七割とし、新たなブランド メッセージに“敏感を愛そう。”を掲げ、新商品「フリープラス ウォータリークリーム」を二月一日に発売する。新商品のイメージ キャラクタとして女優・モデルの永野芽郁(己卯、写真最上)を起用した。芽郁は店頭広告やテレビCMに登場する。


起用理由は「いつでも前向きに取り組む姿勢や内面の美しさ」。芽郁は新商品について「初めて触った時はプルプルしていたのに、つけると一瞬で肌に馴染んでいくサラサラ感があって、朝でも昼でも夜でも使い易い。パッケージも大人っぽくて女性の芯の強さを感じさせますね。」と感想を伝えた。九月に二十歳を迎えるにあたり、「今年の抱負は実年齢を知ってもらう事。三十代だと思っている方もいらっしゃる。強い中にも優しさがあるような素敵な女性を目指していきたい。」と語り、微笑んだ。


本ブランドは十三年に誕生し、十七年に中国、二十九年に香港・台湾で販売を開始している。今後は更にグローバルでの成長を目指し、拠点である日本にも力を入れる。中国で成功した敏感をポジティブに捉える考え方を日本にも取り入れたい。それはブランド メッセージにも込められている。“敏感を愛そう。”には、これまで弱さと捉えられがちだった敏感を弱さではなく、ありの儘を感じられる繊細さという新しい価値観に捉え直し、敏感な自分も好きになって欲しいとの想いだ。


また二月十六日まで、紀伊国屋書店とのコラボ企画を実施。情報が溢れる現代において、本を読む事は心を研ぎ澄ます事ができる時間であると捉え、心が敏感になっている女性に向けて書店員が選んだ本を全国の紀伊国屋書店の各店舗で揃える。一部店舗では新製品のサンプルも用意する。


撮影記事:岡本早百合

0コメント

  • 1000 / 1000