国民・自由が初の街頭演説も公式カメラマンが言行不一致で程度の低さが露呈

【政治報道】 国民民主党(代表:玉木雄一郎)と自由党(代表:小沢一郎、山本太郎)は、平成三十一年一月二十八日に東京都千代田区にて両党初となる合同演説会を行った。同日に第一九八回常会が開会した。両党は参院で統一会派を結成。


玉城代表と小沢代表は安倍内閣を批判し、来る「統一地方選」と『参院選』に向けて野党共闘の必要性を訴えた。 小沢代表は国民の期待に応える事を「政治の使命は、政治の責任は国民の暮らしを守る事。そして生命・財産をしっかりと守っていく事。」とした。アベノミクスに関しては「自由競争を優先させる。」と弱肉強食の論理とし、政治が不要になってしまう点を強調した。


玉城代表は「議会制民主主義が音を立てて崩れている。」と主張し、安倍内閣の国会での答弁の仕方を否定。同日の安倍晋三(庚午)首相による施政方針演説を挙げ、「良い所だけを摘み食いして。」と国民の暮らしの行き詰まりを理解してないと訴えた。また、国民は二十五日に新たな試みとして「こくみんスタジオ」を開設。Web番組は二月より毎週配信を行い、動画政党を目指す。



 だが、両党の腕章を付けた公式カメラマンが現場で味噌を付けた。街頭演説は公道上で行われ、代表達の立つ場所と報道陣の間には歩行者が通れる様に間隔を空け、コーンバーを設置。溢れたスチルカメラマンや記者達 が報道陣の前のコーンバーで取材を試みるも幾度も両党のスタッフから「歩行者の通路の確保」として注意。


報道陣は皆が従ったが、国民のスチル及びムービカメラマンはコーンバーの前に座り込んで撮影を敢行。報道陣のスチルカメラマンが注意するも無視をし続け、撮影。自由のスチルはコーンバー内であったが、ムービの 三脚に身体が接触する程に迫り、ムービがブレ防止よりこれを制御。舌打ちをし、際どい撮影を敢行していた。


安倍政権批判よりも両党は、先に両組織内の言行不一致を糺すべきだろう。


撮影記事:金剛正臣

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