新立体音響で生演奏のサイレント映画『サタンジャワ上映』が七月に

【社会報道】 ユニジャパン(代表理事:迫本 淳一・松竹代取)と国際交流基金(理事長:安藤裕康)のアジアセンタは、日本と東南アジアの文化交流事業の祭典「響きあうアジア 二〇一九」にて特集上映『東南アジア映画の巨匠たち』を七月上旬に、『サタンジャワ 立体音響コンサート上映』を七月二日に共催する。


ユニジャパンは東京国際映画祭(TIFF)にて、二十六年より東南アジア映画の特集上映を行う クロスカット アジア部門、アジアの気鋭監督三名がオムニバス映画を共同製作する「アジア三面鏡」プロジェクト等の様々な取組みをアジアセンタと共同で実施してきた。


「響きあうアジア」とは、国際交流基金アジアセンタが主催する日本と東南アジアの文化交流事業を幅広く紹介する祭典だ。国を越えて共に創り上げた舞台芸術や映画から、東南アジア選手による混成サッカーチーム「ASIAN ELEVEN」と日本チームとの国際親善試合、“日本語パートナーズ”のシンポジウムまで互いの文化が刺激しあって生まれたイベントで構成される。国際交流基金アジアセンタが、五年間に亘って行ってきた相互交流の成果を振返り、日本と東南アジアとの関係を更に深める為の起点となる事を期待する。「響きあうアジア」は本年に東南アジアでも展開予定。


特集上映「東南アジア映画の巨匠たち」では、国際的な巨匠監督を迎えて躍進目覚ましい東南アジア映画を有楽町スバル座にて連日上映する。「サタンジャワ 立体音響コンサート上映」では、過去十二回もTIFFに参加したインドネシアの巨匠であるガリン・ヌグロホ(辛丑)監督の現代のサイレント映画「サタンジャワ」を上映。本作は生演奏付きで上映する為に撮下ろした。そして今回、サウンド デザイナである森永泰弘(庚申)が本作の為に新たに立体音響と音楽を制作し、ライヴ コンサート上映として日本初公開する。会場は有楽町朝日ホール。

その他にもダンスやコンサート等の日程は一部決定し、公式サイトに公開している。


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