【芸能報道】 平成三十一年一月三十一日に東京・早稲田にて、英・アニメ映画『きかんしゃトーマス GO!GO!地球まるごとアドベンチャー/ 東京テアトル』の生アフレコが報道陣に公開された。このシリーズは毎春恒例となっており、長編シリーズ十四作目の本作は四月五日に全国公開。前作の興行収入は一.四億円を突破した。
本作は前作までとは異なり、英国の架空の島「ソドー島」からトーマスが世界に進出する。そのきっかけをつくるのがレーシングカーのエース。世界のロードレースを走る。自由気ままで、ちょっと自惚れ屋な性格だ。だが実際には野生動物や水を怖がる面も。そんな、トーマスに世界を見せるエースを日本語で演じるのが、DA PUNPのISSA(戊午)。「今回、初めてのアニメのアフレコなので、エースの小生意気な魅力を出せたら良いなと思います。」とアフレコ前に意気込んだ。
公開されたアフレコのシーンは三つ。トーマス達が住むソドー島にエースがやってくる「初登場」、エースの姿に憧れを抱く「トーマスとエースの出会い」と「アフリカに到着したエースとトーマス」のシーンだ。それぞれ二回ずつ収録。多くが集まった報道陣は、小さな音も拾うレコーディング用コンデンサーマイクに配慮して静まり返った。緊張感あるスタジオでISSAは、先ずはシーンを確認しながら、小さな声でタイミング等を調整。本番では一回目からエースを演じ切った。
終了後、開口一番に「いや、難しいですね。」と漏らし、「普段、お芝居させて頂く事はありますが、キャラクタを演じるのは難しいです。」と難しさを重ねた。初のアニメキャラへの依頼に驚きを隠せなかった様で「凄く光栄でした。」と喜んだ。未来、父親になる可能性になる点も聞かれ、世界的に有名なトーマスで演じれた事を「誇らしい。」と優しい笑みを浮かべていた。そして本作の見所を“友情”と断じた。しかも劇中ではエースが一曲だけ歌う。「普段の歌い方よりはミュージカルに近くて。」と、その点も声優ISSAの見所だろう。
本作ではアフリカ出身の女の子のタンク機関車や中国の機関車も登場する。関連商品としてトーマス達がプラレール、エースがトミカから新発売される。
=クレジット=
『映画 きかんしゃトーマス Go!Go!地球まるごとアドベンチャー』
4月5日(金)全国ロードショー
©2019 Gullane(Thomas)Limited.
配給:東京テアトル
記事:荒田雅、撮影:金剛正臣
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