【社会報道】 平成三十一年二月二十一日に小池百合子(壬辰)都知事は、第一回「都議会定例会」にて施政方針を表明した。知事に就任してから三回目となる。
本年は「都市力の強化」「稼ぐ東京」「人と人を繋ぐ」の三点を柱にする。特に中小企業の活性化を積極的に講ずるとした。この三本柱を「セーフ シティ」「ダイバーシティ」「スマート シティ」の実現に結びつける。先月に「二〇二〇年に向けた実行プラン」の政策を強化する「三つのシティの実現に向けた政策の強化」を公表していた。
本年度の予算では、四百十一件の新規事業を計上し、一般会計の規模は過去最大となる七.五兆円となる。施策の見直しでは、一千二百八件の事業評価の公表により、〇.一兆円の財源を確保した。下記が主要な政策。
- 子どもへの虐待の防止等に関する条例
- 都市力の強化;耐震・耐火、救急・救命体制の充実、住宅政策、気候変動対策、道路・鉄道ネットワークの充実、都立公園の魅力向上
- 稼ぐ東京;中小企業振興ビジョン、世界的ベンチャ企業の育成、十五件/年の海外企業誘致、ファッション支援、東京農業アカデミー(仮称)、築地のMICE化(まちづくり方針素案)
- 人と人を繋ぐ;介護対策、マッチング・リカレント講座等、妊娠・出産サポート、教員の働き方改革、スムーズビズ
- ラグビーワールドカップ・東京五輪
- 多摩・島しょ地域の魅力と活力向上
画像引用:築地まちづくり方針(素案) (概要)/東京都
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