エイベックスが五月よりインフルエンサ育成アカデミ、世界戦へ

【ビジネス報道】 平成三十一年三月四日にエイベックス(7860.T1)の完全子会社であるエイベックス・マネジメント(代取:戸口真吾)は、Cool Japan TV(代取:赤峰俊治)とインフルエンサ育成とインフルエンサ エージェンシに特化した事業を展開する「エイベックス&CJTVインフルエンサー」を設立した旨を発表。同日に株価は反発した。

日本から世界に羽ばたく次世代のデジタル クリエイタを育成するアカデミを開講する。


近年、「個人クリエイタ」のコンテンツが大きな影響力を持ち、マスメディアを介さずに直接的にファンを獲得する「個人のメディア化」の動きが広がっている。今後、通信環境の更なる高速化等により、ネット上の動画コンテンツの流通は拡大。そこで活躍するクリエイタも増加し、 多数の人気者が生まれると予測する。


「個人クリエイタ」のマスメディア出演や主にマスメディアを中心に出演していたタレントがネットに活動の場を広げたりする等と既にタレントと「個人クリエイタ」の垣根はなくなり、消費者もタレントと「個人クリエイタ」を区別する事なく楽しむ。


国内外で活躍するアーティストやクリエイタを輩出してきたエイベックスは、世界五十三ヶ国でYouTuberアカデミ コースを開講し、自社で育成したアジア最大級七千人のインフルエンサ ネットワークによる海外プロモーション事業を展開するCJTVと合弁会社を設立。日本から世界に羽ばたく、次世代のIP(知財)クリエイタを育成するアカデミを五月に開講し、インフルエンサや動画クリエイタをはじめとしたIPクリエイターを目指す為の学びの場を提供する予定。


アカデミでは、ビデオカメラ撮影や動画編集、ストーリ テリング、コピー ライティング、SEO対策、SNS活用等のYouTuberやインフルエンサになる為の必要不可欠なカリキュラムが学べ、希望者にはエイベックス・アーティスト アカデミとの連携でダンスやヴォカール レッスン、モデル ウォーキング等のアーティスト・タレント・モデルになる為のカリキュラムを複合的に学ぶ事ができる。


エイベックスは、新たにネット クリエイタ領域でも育成・開発・デビューまでの三百六十度展開が可能になり、「日本で一番アーティストやクリエイタの夢を叶えられる会社」を目指す。そして、ネット領域においても日本のカルチャの魅力を世界へ発信できる人材を育成していく。また、自社で育成したYouTuber、インフルエンサのマネジメントも行い、アジア最大級のクリエイティヴ・マネジメントを目指し、新元号二年に向けて急成長を遂げる動画広告市場、インフルエンサ広告市場、 インバウンド広告市場におけるシェア獲得を目指す。


画像:エイベックス

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