高校生が皇室典範の改正を自民党へ提言、「男系男子」から「男系」へと|若者から政党への政策提言

【社会報道】 平成三十一年三月十四日に東京・永田町にて日本若者協議会(代表理事:室橋祐貴)は『若者から政党への政策提言』を開催し、自民党(総裁:安倍晋三)に提言した。


同協議会は三十九歳以下の若手の意見を集約し、政党・政府に対して政策を提言する団体。室橋代表(戊辰)は米・ニュースサイト「ビジネス インサイダー ジャパン(CEO:ヘンリー・ブロジェット)」の日本記者。当日は提言前に高校生を含む若手が政治参画等の各テーマ毎にグループ分け、議論。提言時には各テーマから企業・NPOの組織代表や学生の六名が、集約した議論を同党の国会議員に発表していた。


同党の青年局長等の六名がテーブルに着くする中、政治教育の垣根の引き下げや若者の政治参加、子どもから大人への助けの出し方・受け止め方等を提言。各発言者に対して同党の国会議員は、一つひとつ丁寧に受け答えをしていた。


高校生の同協議会の理事は「(秋篠宮家)悠仁親王殿下の後の皇位継承者が不透明な状況は、これからの日本を担っていく我々若者にとっても、不安を感じざるを得ません。」と皇位継承問題を提起。皇室典範の改正、名誉総裁職の逓減と皇籍復帰(二十歳前後の旧宮家等の男子のみ)の三点を挙げた。典範に関しては皇位継承資格につき、第一条「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。」の内、男子の削除を求めた。歴代天皇の中に八人十代の女性天皇がいた事を理由とする。東宮家・愛子内親王(辛巳)殿下の即位の可能性を探っている。


総裁職の逓減に関しては「皇室は本来、祭祀を行う。」と公務の整理を案じた。加えて、同党の改憲草案の第一条「天皇は、日本国の元首であり、日本国及び日本国民統合の象徴であって、」の元首を敬遠。元首に成られると、政治的負担が増えると考えた。皇籍復帰に関しては現下では、皇太子のみが未来の天皇としての教育が施される点を鑑み、皇族の幼い内から神道教育や礼儀作法の修得を考えた。

皇室は天皇と皇族。皇族は天皇の親族で、男系嫡出の血族と配偶者。


同党は高校生理事の提言を「全て正しい。」と答えた。


撮影記事:金剛正臣


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