王座奪還した青木真也、女子は山口芽生がロシア選手に快勝|ONEチャンピオンシップ

【スポーツ報道】 平成三十一年三月三十一日に東京・両国にてアジア最大の格闘技団体であるONEチャンピオンシップ(CEO:チャトリ・シットヨートン)は、日本初開催の大会『ONE:A NEW ERA-新時代-』を開催した。


今大会では、ONE世界ライト級タイトルマッチを含む全十五試合を実施。タイトルマッチは、フィリピンのエドゥアルド・フォラヤン(甲子)選手と元・同世界王者の青木真也(癸亥)選手の因縁の対決となった。


 この試合では序盤に青木選手が蹴りでフォラヤン選手を牽制した後、組付きから寝技に持ち込むと素早く肩固め。我慢をするフォラヤン選手を絞め落とし、悲願となるライト級王者のベルトを取返した。青木選手は試合後の勝利者マイクで「皆、俺たちはファミリーだ。」と叫び、会場を沸かせた。試合後の記者発表会では、「自分はONEが大きくなる前の契約選手なので僕の仕事として、ここをしっかりとまとめる事だと思っていました。責任感と忠義だけで乗り切った二〇一八年だったので、今はホッとしています。」と、試合が終わった感想を明らかにした。


シットヨートンCEO(辛亥)は「本当にメイン イベンタとして役割を果たしてくれました。世界中のファンにポジティブなメッセージを届けてくれました。」と話し、青木は「メイン イベンタとして必死にやってきたので、本当に良かったです。もう次の試合を若い選手とやりたいと思っています。」と、次なる試合にも意欲をみせた。またCEOは「日本で世界の新時代を経験しました。ソーシャル メディアでも大いに盛り上がり、目の前でヒーローの誕生を目撃しました。」と十五試合を振返った上で、今後の成長を期待した。


尚、山口芽生(癸亥)選手とロシアのクセニア・ラチコヴァ選手の女性格闘家のカードは、芽生選手が3Rにアームバーで勝利した。


写真:ONE チャンピオンシップ

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