女性就業率が五十五㌫の鯖江市とLIFULLの新・母の日プロジェクト

【社会報道】 福井県鯖江市(市長:牧野百男)と住宅・不動産ポータル サイト等を運営するLIFULL(2120.T1)は、母親が「わたしらしく」生きられるきっかけをつくる新しい母の日のかたちを提案するプロジェクトを始める。令和の始まりに母親が子育てをしながら、自分らしい生き方を実現できる社会を目指す。


福井県は女性の就業率が全国で第一位の五十二.六㌫。その就業率を鯖江市は超え、五十五.一㌫を誇る(平成二十七年国勢調査 就業状態等基本集計)。これまでの取組みとしては、女子高生による「鯖江市役所JK課」、おばあちゃんによる「鯖江市OC課」等の特異な施策で女性が街づくりに積極的に関わってきた。令和元年度も「女性活躍」を前面に打ち出し、より一層女性の職業生活における活躍の推進を行う方針を掲げている。


LIFULLは一昨年に初の地域活性化連携協定を鯖江市と締結。市内にグループ会社三社のサテライト オフィスを設置している。内、一社のLIFULL FaM(代取:秋葉麻衣)は働く母親が子育てと仕事を両立しながらスキルアップできる「ママの就労支援事業」を展開。鯖江市に母親の雇用とキャリアのサポートを行ってきた。


同プロジェクトでは六月下旬に市内にて記者発表とイベントを開催。他にも地元の商店や商業施設での特別なサービスを予定している。中期的に同プロジェクトを推奨しながら、働く母親を支える街づくりのかたちを“新たな母の日”として全国へ発信していきたい。牧野市長は「プレミアム フライデーの様に、その取組みが全国に勝手に広がっていく。そこに企業がビジネス チャンスとして入り込めるメリットを感じて貰える様に育てていきたいですね。」と意気込む。


画像:マチイロ

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