【芸能ニュース】 平成二十八年三月十七日に中国・マカオにて、『第十回 アジア・フィルム・アワード(AFA)』セレモニーが開催され、日本からは俳優の浅野忠信が映画「岸辺の旅」で最優秀 助演男優賞を受賞した。また女優の樹木希林が「特別功労賞 “Lifetime Achievement Award”」を受賞し。後者はアジアの映画界において芸術、文化、商業的に永年にわたり多大なる業績と顕著な実績を残す、極めて優れた映画人を称えるモノ。
同アワードは、毎年三月に開催される「香港国際映画祭」の行事の一つで全十三部門ある。日本人は今迄で、中谷美紀「嫌われ松子の一生(二〇〇六)」、是枝裕和「歩いても 歩いても(二〇〇八)」、本木雅弘「おくりびと(二〇〇八)」、北野武、渡辺真起子、池脇千鶴「そこのみにて光輝く(二〇一四)が受賞した。
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浅野は英語で「本当にありがとうございます。このような素晴らしい賞を頂けて本当に嬉しいです。そして今夜、一つだけ皆さんにお伝えしたいことがあります。私は本当に皆さんと仕事をしたいです。この会場にいらっしゃる、素晴らしい俳優さんたち、女優さんたち、監督たち、そして素晴らしい功績のスタッフの方々と、皆さんと本当に仕事がしたい。私には皆さんと働く準備ができています。でも撮影現場には日本食を必ず用意してくださいね。本当にありがとうございました。」とPR。国際的な仕事への強い意欲を見せた。
黒地に深紅模様の着物姿でステージに登壇した樹木は「今夜の授賞式を素晴らしいものにするために、沢山の人たちが駆けずり回り、心を砕いていました。私がいただいた功労賞はそっくりそのままその方たちに差し上げます。ですが、トロフィーは 1 個しかないので持って帰ります(笑)」とスピーチした。
画像提供:東京国際映画祭
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