福井・鯖江とライフルが母の為の「わたしの日」プロジェクトを始動

【社会報道】 令和元年六月二十三日に福井・鯖江にて同市(市長:牧野百男)とライフル(2120.T1)の両者は、『わたしの日プロジェクト』立上げの共同記者会見を開催した。同プロジェクトは、三百六十五日休みの無い母達が「わたしらしく」生きられる様な町全体で取組むもの。


女性の就業率が全都道府県で第一位(五十二.六㌫)の同県の中で五十五.一㌫と高い水準を誇る同市と、働く女性が子育てと仕事を両立しながらスキルアップできる母の就労支援事業を運営する同社が核となる。今後「わたしの日」の推奨日とする毎月第二日曜日を中心に、母を応援する取組みを行っていく。今回の記者発表を皮切りに同プロジェクトを推奨しながら、働く女性を支える町づくりの形として、鯖江から日本全国への発信も目指す。

数値は「平成二十七年 国勢調査就業状態等基本集計」より。


牧野市長(写真上)は「今年も、昨年に引き続きNYの国連本部にてビデオ メッセージという形で参加し、女性活躍を中心としたSDGsの取組や『インポスター症候群』に取組み始めた報告をしました。また、「鯖江市から世界へ」女性活躍社会の実現に向けたムーブメントを起こしたいと考え、国際女性会議の開催や国連女性資料館の設置についても協力要請をしました。『わたしの日プロジェクト』を鯖江から発信し、女性活躍社会実現に向けた「ロールモデル構築」の大きな弾みにしていきたいと考えています。」と述べた。


またゲストを招いたトーク セッションも実施。前半では鯖江出身のFrancfranc・髙島郁夫 代取(写真上)、後半はエッセイスト・犬山紙子と鯖江の母代表・酒井友季子を招き、それぞれの視点から母が活躍しやすい社会づくりや『わたしの日プロジェクト』について意見を交わした。


女性就業率が八十㌫超のFrancfranc・髙島代取は「女性が働き易い職場環境をつくる為には、女性の視点に立って、その環境を見つめ直す事がとても大切です。また、企業が女性の働き易い制度を作るだけでなく、働く女性自身も例えばメガネ作りでは、ただメガネを作っている、ではなく、ファッションシーンを支えているという気持ちを持つ。つまり自分の仕事が社会にどう繋がっているのか、役立っているのかの位置づけを考える事も大切だと感じています。」と述べた。


写真:福井県鯖江市

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