世界最強の女格闘家に輝いたミーシャ・テイトが来日、オフィスでパンチを受ける

【スポーツ報道】 令和元年六月十二日に東京・日比谷にてONEチャンピオンシップ(CEO:チャトリ・シットヨートン)が格闘技体験イベントを行った。ONEに参戦している日本人のV.Vメイ(癸亥)選手、三浦彩佳(庚午)選手、猿田洋祐(丁卯)選手の三名と同イベントの為に緊急来日した同本社のミーシャ・テイト(丙寅)副社長が登壇した。


メイ選手(写真上)は、一番軽いアトム級/DEEPジュエルスと五番目に軽いフェザー級/ヴァルキリーで元・王者。彩佳選手は、二番目に軽いストロー級/パンクラスで一位。猿田選手は、同じくストロー級/ONEで前・王者。ミーシャ副社長は、四番目に軽いバンタム級/UFC等で元・王者。


ONEは三月に日本初上陸を果たしたアジア最大の格闘技メディア・プロパティ。シンガポールを拠点とし、設立わずか八年間で世界トップ クラスの格闘技団体に急成長した。三月三十一日に日本格闘技の殿堂・両国国技館で開催したイベントは満員を記録。世界中で四千二百万人のスポーツ・ファンがライブ観戦した。


今回のイベントは、今秋に二度目の開催となる日本大会のPR活動だ。大手企業が入るワーキング スペースの共有空間で実施した。ミーシャ副社長は世界的にも著しく成長している総合格闘技の女性選手のパイオニア的存在として、世界的な普及に大きく貢献している。。彼女が現役時代に競技の中で魅せた強靭なボディ、折れない心、スタミナ、そして世界トップ クラスのグラップリング(組技)技術は、今でも後進の選手達に大きな影響を与えている。


 イベントでは、日本法人の秦アンディ代取がONEとは何かを説明。「新しいスターを生み出していく」という熱い姿勢で語った。トークショーではミーシャ副社長、メイ選手と彩佳選手が登壇し、各自のトレーニング方法や格闘技の技術をレクチャ。質問内容には出産経験があるミーシャ副社長を始め、お勧めのエクササイズを問うた。ミーシャ副社長はバーピーを挙げた。メイ選手は二の腕を鍛えるエクササイズ。彩佳選手(写真上)はプランクを紹介。格闘技の技術には「てこ」の原理を利用した技術があり、女性選手が実際に男性相手に技を決めた。彩佳選手は百五十八三㌢という小柄な体格であったが技を披露した瞬間、周囲から感嘆の声が上がった。


後半では、一般参加者たちが実際にグローブを付けて、元・王者達にミットを持って貰い、パンチを打ち込む体験をした。三選手とミーシャ副社長(写真上)の前には順番を待つ列ができ、楽しそうな声とパンチの音がオフィスに響き渡った。参加者達は、写真を撮影したりサインを貰い、元・王者達との交流を楽しんだ。ミーシャ副社長は母でもある。

尚、二回目となる日本大会は十月十三日に東京にて開催予定。


撮影記事:岡本早百合

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