【政治報道】 令和元年七月六日に東京・高田馬場にて『参院選』の東京選挙区に立候補した幸福・七海ひろこ(甲子)候補が街頭演説を行った。ひろこ候補は同党(総裁:大川隆法)で広報本部長及び財務局長を務めている。著書「七海ひろこの日本丸ごと富国宣言/同党」も出版。「慶大」の法学士の知見を活かし、同党初の国会議席を狙う。
報道現在で母体が幸福の科学(総裁:同)の同党は地方では三十七議席を獲得。地域政党の格である。本年二月には女優で元グラドルの清水富美加(法名;千眼美子、甲戌、画像上)の主演映画「僕の彼女は魔法使い/日活、東京テアトル」が公開。富美加が幸福の科学の広告塔となってから、最初の国政選挙の挑戦でもあり、その効果が注目されている。二年前の『衆院選』で同党は二十九万票を獲得していた(比例合計)。
ひろこ候補は選挙用のHPにて「香港・台湾に自由を!中国は民主化を!それが日本を守り抜く!」と政策の見出しを立てている。軍事力を増大させている共産・中国を脅威と見做し、日本の国防戦略を香港・台湾(国交回復)のバックアップとする。演説でも冒頭から国防を訴えていた。
注視に値するのは、参政権の重要性を高田馬場の若者達へ説いた点だ。ひろこ候補は「参政権というのは当たり前の権利ではない、という事なんです。」と十九世紀の欧州や大正時代の日本の「普通選挙」獲得の為の市民闘争を例に挙げ、現状の低投票率を憂う。香港では「逃亡犯条例」改正案へのデモが続いており、中国化を若者が防いでいる。平成二十六年には学生達による「雨傘革命」が起き、普通選挙の実施を求めていた。
また経済に関して、ひろこ候補は消費減税(五㌫に)や規制緩和、未来投資、小さな政府、所得税・法人税の減税を訴える。年金制度は積立方式への移行を推す。尚、大川総裁(丙申、写真上)の近著は「小泉進次郎守護霊の霊言/幸福の科学出版」である。
記事:金剛正臣、撮影:岡本早百合
画像・写真:映画「僕の彼女は魔法使い」2019年2月22日(金)に公開決定/幸福の科学、内幕2|幸福の科学/東洋経済新報社
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