大阪・坂越学園が日本とフィリピンの幼稚園をビデオで繋ぎ国際交流

【社会報道】 令和元年八月一日の日本時間十四時から坂越学園(理事長:坂越義治)は、フィリピンの姉妹園とネットを活用してリアルタイムで繋がる『中継国際交流』を開催する。当日は坂越学園「中かがや幼稚園」、グループ園である「南港インターナショナルキッズSTATION」と姉妹園であるフィリピン「リ・コール幼稚園」の三園をネットで繋いで園児達が英語を使い、歌やダンスを通した国際交流を行う予定。


「南港インターナショナル キッズSTATION」は完全英語保育。「リ・コール幼稚園」は昭和四十年に創設され、五十年以上の歴史がある。数千人を超える卒園生を送り出した。同園は、バコロド市の他にシライ市にも分園があり、地域の幼児教育環境の質向上に大きく貢献している。坂越学園との姉妹園提携は五年前から。



中継による国際交流の目的

 坂越学園は国際理解教育に力を入れている。過去三十余年に亘ってアメリカ人、イギリス人、インド人、オーストラリア人、マレーシア人、フィリピン人とメキシコ人の講師を採用。ことば遊びやゲームを通して英語の教育・国際文化の教育を行ってきた。昭和六十一年には米「フロントレンジ コミュニティー カレッジ幼児教育学科」と「コロラド大」の協力を得て、「幼児教育の国際交流プログラム」を創設。現在までに七名のアメリカ人が坂越学園での研修を終えている。他にも中国・上海の幼稚園とも姉妹提携を結んでいる。


感性や言語の獲得能力が飛躍的に発達する幼児期に、異なる言語と文化を背景に有す外国人と交流して異文化体験をする事が、坂越学園の教育目標である「相手を理解し、他者をおもいやる心を育てる」事へ繋がり、将来に亘って他国の人々と協力し、世界平和を実現していく真の国際人づくりの基礎になると考えている。

今回は国際理解教育の一環として、リアルタイムのビデオ コミュニケーションを通した国際交流を行う。


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