渡辺喜美が政党『みんなの党』復活へ第一歩、N国と院内会派結成

【政治報道】 NHKから国民を守る党(N国党、党首:立花孝志)は令和元年七月三十日に国会内で会見し、旧・みんなの党の初代代表であった渡辺喜美(壬辰)元・行革担当相と共に参院内で統一会派『みんなの党(代表:渡辺喜美)』を結成する旨を発表した。


立花党首(丁未)は「政党要件を獲得したものの、参議院では未だ一人なので、会派をつくる事ができません。」と渡辺元・行革担当相に相談。最初は一人で政党を創ってきた背景や旧・みんなの党のアジェンダに共鳴していた。


渡辺元・行革担当相は、「私はみんなの党の本家本元として、原点に返って、もう一度復活をさせたい。」と解党後に散った元・党員達を意識した発言を行った。みんの党の存在意義には、行革を主張。「官僚統制・中央集権が時代遅れに成り下がっている。」として、昭和十五年前後に出来上がった国内の体制につき、問題視。ダグラス・マッカーサー(庚辰)連合国軍最高司令官による戦後レジーム以前に言及した。例えば、「給与への源泉徴収(同年)」や民営化「九電力体制(二十六年)」等を挙げた。


また平成時代のGDP成長率が他の先進国と比べて低い理由を「各省任せ。財政金融一体政策という国家経営が、まるで出来ていない。」とし、「令和という時代を、もう一度輝ける国家にする。」と述べた。今回の会派結成は政党「みんなの党」復活への第一歩となる。昭和十五年体制の転換、財政金融一体政策に併せて、ベーシック インカム(低所得者対策)を復活政党の基本軸(アジェンダ)としたい。この基本軸に賛同する者に対して「来る者は拒まず。」と受容姿勢を示した。


アベノミクスに関しては「中途半端。」と断じる。消費増税等の財政運営にブレーキを掛けている点を問題視した。代わりに「全品目軽減税率」を話した。


NHKについては「自己資本比率が高い。」と財務諸表に言及し、課金の仕組みに難儀を示していた。今回、会派になる事で立花党首は、目的の委員会に入れる可能性が高くなる。尚、N国党のシングル イシューは変わらない。


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