大手町に温泉二施設、プール・ジム・スパに日本旅館

【ビジネス・社会ニュース】 三菱地所(8802.T1)は東京・大手町に沸いた天然温泉『大手町温泉』のプロモーションとして、平成二十八年三月二十五日より動画「スノーモンキー東京へ行く」を公開した。同社は「大手町・丸の内・有楽町地区 まちづくり協議会」の正会員で、都市政策・ガイドラインの両部会の部会長を務める。所謂、大丸有エリア内に温泉二施設が五月と七月に誕生する。



五月に開業予定の「SPA OTEMACHI FITNESS CLUB」は、コンセプト内に“パフォーマンス向上のタメ”と掲げる。所在は大手町フィナンシャルシティ グランキューブの地下一階(C1出口直結)。プール(二十㍍×三コース)、スタジオ(床暖房・スチーム)、岩盤浴(ホットヨガ)、マシンジム、リフトアップ サロン、温泉(サウナ・水風呂・ミストサウナ)と東京の心臓部にハイレベルな施設内容だ。営業時間は平日七時より二十三時、土日祝日は十時より十九時。運営会社は大泉スイミングスクール(代取:野間政弘)となる。報道現在で一次募集を開始している。



 七月二十日に開業する塔の日本旅館「星のや東京」は、十七階建て。国内外の滞在者を予定し「和のおもてなし」を大手町から世界に発信する。所在は千代田区大手町一丁目九番一号。客室数は八十四室で、宿泊料金は一室あたり七万八千円から。部屋は定員二名の百合と桜、定員三名の菊の三種。施設内には温泉の他にレストラン、スパ、カンファレンス ルーム等がある。日本料理は、二十五年に「ボキューズドール 国際料理コンクール」にて世界第三位の銅メダルを獲得した浜田統之が料理長を務める。




<三菱地所の考える丸の内論>

 当該動画を担当した博報堂(代取:戸田裕一)は、撮影エピソードとして「雪山での撮影のため、実際に気温も低い中での撮影だったのですが、ジュニア(動画内キャスト猿)はそんな中でも毅然とした姿で撮影に臨んでいました。最後の温泉に入るシーンでは、非常に嬉しかったのか、泳いで喜んでました。」とコメント。猿の演技力と映像品質は非常に高く、再生回数は公開から一週間で十二万回。


尚、三菱地所は昨年八月に丸の内エリアのまちづくり五コンセプト「Open」「Intaractive」「Network」「Diversity」「Sustainable」を踏まえ、“Dynamic Harmony”を制定。丸の内をあらゆるモノをダイナミックに調和させ、新たな価値を生み出す街とし、同社が世界に発信する街のあり方に据える。


画像提供:三菱地所㈱

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