【ビジネス報道】 石油ファンヒーターや石油ストーブ、給湯機、エアコン、美容機器等を取扱う総合住宅設備メーカーのコロナ（5909.T1）は、令和元年八月二十七日に東京・表参道にてオイルレス ヒーター『ＮＯＩＬＨＥＡＴ（ノイルヒート）』の新製品発表会を開催した。元・モー娘。の藤本美貴（乙丑）がゲストとして登壇した。
小林一芳（壬辰）代取は、新スローガン「つぎの快適をつくろう。ＣＯＲＯＮＡ」とリブランディング戦略について発表。「今後は、体感できる快適性に留まらず、ワンランク上を目指し、次なる快適を提供していきます。」と、コロナが八十年以上の歩みの中で培ってきた暖房・空調・給湯に関連する開発力・技術力は生かしつつ、より社会やユーザとの関係を強くし、暮らしのパートナとなる決意を述べた。
同社が調査等を重ねた結果、潜在的なニーズを「乾燥しない暖房」「いつでも快適な室温」「温風のでない暖房」と突き止め、“お部屋の空気の質へのこだわり” を実現する新製品を開発した。渋木英晴（乙未）取締役は、新製品の拘りを説明。
- 速暖性
- 使い勝手（操作性）
- 国内生産（Made in 新潟）
一では、アルミ ダイキャスト ヒーター（ＦＩＸＡＬヒーター）を採用。ヒーターと一体型の立体成型の技術だ。アルミにヒーター管を組み込んでの立体成型はコロナ独自。オフセット構造もポイント。段違いのズレがある事で、暖められた空気がフィンに当たり、空気をかき混ぜて対流を起こせる。二では「一機能、一ボタン」で設計した。複雑な操作はさせず、容易に使える可視化を実現。三では、小さなパーツに至るまで、新潟・燕三条を中心に拘り抜いて作った。
美貴は、冬の暖房生活の困り事ついて「朝早く起きた時に寒くて全然準備が進まない。」と話し、渋木取締役はタイマーとエコ機能を主張した。エアコンとは異なり、一日中、オイルヒーターを使用していても喉を痛めない点も大きい。そして欧州製のフィンを丸出しにせず、筺体で覆った点も特筆だ。デザイン性に優れている。
写真：コロナ㈱
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