アミューズ・大里洋吉 代取の初監督作品が九月下旬「瀬戸内国際芸術祭二〇一九」にて

【ビジネス報道】 総合エンターテインメント事業を展開するアミューズ(4301.T1)は、令和元年九月二十八日から瀬戸内海の島々にて開催される「瀬戸内国際芸術祭二〇一九」の秋会期において同社の大里洋吉(丙戌)代取が初監督したドキュメンタリ短編映画『SETOUCHI THE MOVIE』を出品する。上映場所は香川・直島ホール。

「踊る大捜査線/フジテレビ」等の本広克行(乙巳)が監修した。


本作は、同社の創立四十周年を記念する文化事業として、日本の風土や文化等を映像作品として記録し、国内外に伝える為のプロジェクトとしてスタート。瀬戸内の美しい景色や人々の営みを空撮やタイムラプス、ハイパ ラプス等の撮影法を駆使して収めた作品。


本作の舞台である瀬戸内は、日本の中心に位置する穏やかな内海。日本の始まりの場所として神話に残され、太古の昔から人や文化の往来の絶えなかった瀬戸内は、明治以降の近代化の波によって負の遺産も抱えた時もあった。だが今、アートを通して地域を豊かにする動きが注目を集めている。瀬戸内から世界へ、平和への願いを描く。


同芸術祭は現代アートの祭典で三年に一度。瀬戸内海の十二の島と二つの港を舞台に開催。本年で四回目となる。


初監督の大里代取は同社の創業者で、これまでにサザンオールスターズ等のアーティストのマネージメントや映画のプロデュース、舞台やショーの企画・製作を行ってきた。報道現在で芸能プロダクションとしては唯一の上場企業。


狭い国土ながら四季の移ろい、生活、文化の多様性では世界にも類をみない日本全土を一度に切り取るのは難しいと考え、日本初の国立公園に指定された「瀬戸内」に注目。古事記で「国生みの島」として描かれた能島がある事でも知られ、平安から明治以降までは多くの国々との窓口として機能していた。瀬戸内は、多島美(たとうび)の美しさ等から多くの外国人たちを魅了してきた。だが、瀬戸内の歴史的背景や事実が多くの日本人に知られていない点より舞台に選んだ。


画像:㈱アミューズ

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