【ビジネス報道】 令和元年九月十二日より千葉・幕張メッセにて開催される「東京ゲームショウ）（ＴＧＳ）二〇一九」にバンタン（代取：石川広己）の「バンタンゲームアカデミー」は、ｅｘｉｉｉ（代取：山浦博志）との産学協同プロジェクトにて、ｅｘｉｉｉが開発した触覚を再現するデバイス『ＥＸＯＳ』を初めてＶＲゲームに実装した作品を初公開する。
触覚感じる次世代ＶＲゲームだ。
五年連続の出展となるＴＧＳは例年、同校の学生が約三ヶ月間に亘り、企画からシナリオ・グラフィック・音楽までの開発全てを手掛けたゲームを発表している。本年は協力企業六社、全十五作品を出展。
ｅｘｉｉｉと開発を進めているのは二作品。同社の触感デバイス『ＥＸＯＳ』は、手首から手に装着してＶＲ内のオブジェクトに手で「触れる」感覚を再現するデバイスとなる。これまで、自動車の設計デザインを検証したり、工場の作業トレーニングに導入する等して活用されてきたが、ゲームへの実装は今回が初となる。『ＥＸＯＳ』を使用し、学生と企業が一つになって「触感ＶＲゲーム」という新しい市場に挑戦していく。
ゲーム名は「いちまつののろい」。ＶＲホラーゲーム。市松人形に触られる感触を『ＥＸＯS』でリアルに再現した触覚で、恐怖体験が味わえる。心霊スポットとして有名な、廃校となった小学校が舞台。夜、教室のイスに座り、懐中電灯を掴んだ所からゲームはスタートする。真っ暗な閉鎖した空間の中で、懐中電灯を照らす度に現れる市松人形が次々と恐怖の呪いを仕掛けてくる。
以下は開発に携わった学生・岩瀬光平（ゲームプランナー専攻）のコメント。
入学して二ヶ月しか経っておらず、ゲーム開発のノウハウは一切無い状態から、先輩や周りの手助けもあって無事にＴＧＳにてリリースする事ができます。「触れる怪談」をテーマに開発を進めてきたので、試遊されるお客様には触覚デバイスと映像表現を是非楽しんで頂きたいです
画像：㈱バンタン、特設サイト／バンタンゲームアカデミー
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