【社会報道】 令和元年九月三日に大阪にて、五日に東京にてモナコ政府観光会議局は、本年度の『モナコロードショー』を開催した。大阪では六十五人、東京では百二十人の旅行業界関係者やメディア関係者が来場した。併せて、初の日本マーケット向けとなる「モナコ旅地図&旅行ガイド」のアプリをローンチした。
西欧の立憲君主制の国家であるモナコ公国(大公:アルベール二世)の経済にとって、観光業は大きな柱であり、ホテルの稼働率は昨年に六十六.六㌫を突破した。モナコを訪れる観光客の多くは、ヨーロッパからの渡航となり(到着する旅客の七十㌫)、殆どがレジャー目的。ビジネス グループを対象としたツアーは昨年で二十八㌫になった。本年、本会議局は世界中のツーリズム関係者をターゲットとした新しいキャンペーンを展開する。キャンペーン名は「モナコはあなたのために」。
本会議局「ヨーロッパで行われていたこれまでの『行くならモナコ』キャンペーンは、ターゲット市場と客層により、イメージされるものが大分異なっていました。人によっては昔ながらのイメージが固定化され、不完全なモナコの姿しか映し出せなかった事は否めません。新しいキャンペーンでは、常に刷新し続ける行き先としてモナコ公国を位置づけつつ、そのDNAにあるものを駄目にしない事を目指しています。」と話した。
モナコを行き先として決定付けるバリューは「完璧さ」「モナコならではの経験」「コミットメント」「倫理感」「専門性」「質の高さ」「常に新しいものへと挑戦し、成功する力」の七つ。
百五十年もの間、モナコは世界でも有数の我儘な観光客を惹き付けてきた自負がある。モナコで受けられる観光サービスは、新コンセプトの導入と共に増え、モナコを代表するホテルの多くは近代化を遂げて完璧なサービスとユニークな経験を提供する。入念にデザインされた二十種類のビジュアルを使ったキャンペーンは、モナコの観光サービスを十の大テーマに沿って紹介。それは文化・家族・グルメ・スポーツ・責任あるツーリズム・カジノ・ウェルネス(心と体の健康)・ナイトライフ・MICE(ミーティング、 インセンティブ)。
また、新アプリ「モナコ旅地図&観光ガイド」は、これまで日本語のリソースが少なく、モナコを中心としているガイドブックが存在しない為のローンチ。こちらのアプリでは人気スポット(ホテル、 レストラン、 美術館、 スパ、 スポーツセンタ等)を写真付きで紹介している。
画像:モナコ政府観光会議局
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