四月の追加上映決定、映画『フローレンスは眠る』は業界初のドリパス達成

【芸能ニュース】 平成二十八年三月五日に東京・有楽町にて映画『フローレンスは眠る/ジャングルウォーク』の初日舞台挨拶を行われた。当日は監督・出演者合わせ十一名が登壇。岸明日香も登壇した。本作は四月の追加上映も決定した程。


同作は、上映にあたり業界初の「ドリパス チャレンジ(予定した購入数が売れてから上映するモノ)」を達成し上映に至った作品。今回の場合は、事前にウェブ上で四百枚のチケット購買が確定してから「TOHO日劇」で上映となっていた。達成しない場合は、映画上映自体が行われないというシビアなシステムだ。同作は限定六百二十三枚全て完売した。撮影終了から一年半の時を経て、上映へ至った一作。



本作で二作目となり、監督を努めた小林兄弟監督(小林克人、小林健二)は黒澤明監督を尊敬ししている。黒澤監督曰く、映画で一番大切なモノは「シナリオとキャスト。」といい、小林兄弟監督は俳優陣への感謝を述べた。今後は、小林兄弟監督と女性プロデューサの三人四脚で三作目に臨む。追加上映分のスケジュールは公式HPより。



あらすじ

同族企業である中堅化学工業会社の次期社長・佐藤英樹(宮川一朗太)が誘拐された。

英樹の命と交換に犯人が要求したのは、幻のダイヤモンド「フローレンスの涙」。ところが、現社長・佐藤善一郎(山本學)は、犯人の要求に応じず、息子の英樹を見捨てるというのだ。

社長秘書・牧羽剛(藤本涼)はその決断に驚愕する。なぜなら剛が犯人であるからだ。

剛は25年前自分の母親が「フローレンスの涙」のために会社の犠牲となって母が自殺に追い込まれた事件を知り、その復讐の機会を狙っていたのである。

しかし英樹の命の期限が迫っても、善一郎は交換を拒絶。剛と手を組んだ英樹の元恋人で秘書課に勤める氷坂恵(桜井ユキ)は、剛の暴走と止めようとする

が、剛の脅迫に善一郎は病が再発し倒れてしまう。

副社長・佐藤勇次郎(前田吟)はチャンスとばかりに自分の息子である佐藤雅彦(池内万作)と佐藤直也(東幹久)を使い、会社の乗っ取りを画策し始める。

剛はこのまま英樹の命を奪いとってしまうのか?

人命を捨ててまで守ろうとするフローレンスに隠された秘密は何なのか?




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三月五日(土)より全国順次公開


記者:岡本×撮影:金剛

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