靴職人・三澤則行の次なる作品は独・ピアニストとの『奏でる靴』

【高級ファッション報道】 靴職人・三澤則行(庚申)は、スパイク・リー(丁酉)等の映画監督や世界的映画俳優等に靴の製作実績を有す。


仏・カンヌ展示会、米・NYのチェルシー、英・ロンドンでの個展、そして東京・伊勢丹新宿での展示成功に続いて今度は令和元年十月に独・ベルリンのピアニストであるヘニング・シュミート(乙巳、写真上)とコラボレし、芸術作品としての『奏でる靴』の製作をスタートする。


靴の新たな価値を探求し、世界各地でアート靴を発表。注目を浴びてきた靴職人でアーティストの三澤(写真上)。次なるテーマが音楽を「奏でる靴」だ。三澤は「初めてヘニングさんの音楽を聴いたのは昨年。新幹線で移動中の時でした。鳥肌と共に感動して直ぐに音楽を紹介してくれた友人に、ヘニングさんに靴を作りたいと電話をしていました。」と言う。


それからへニングとの交流が始まり、十月のコラボが決まった。ベルリンと東京の二箇所で製作し、期間は三ヶ月にも及ぶ予定。三澤がベルリンへ赴き、ヘニングと対話する所から始まり、演奏を聴きながら靴のイメージを膨らませていく。「ヘニングの演奏に少しでも豊かな影響を与えたい。視覚的にも音楽を感じさせる様な芸術的靴作品を製作したい。」と三澤は語る。


また、三澤とヘニングはベルリン最古のラジオ局「Rundfunk Berlin-Brandenburg」の番組に出演する他、同局が使用している世界最古のラジオハウス「Haus des Rundfunks」という歴史的建造物の中での撮影も行う予定だ。


画像:MISAWA SHOE DESIGN㈱

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