野党初の統一候補・池田まきの応援にシールズ奥田愛基

【政治・社会ニュース】 平成二十八年四月二十四日に投開票される「衆議院 北海道五区」補欠選挙に向けて、十九日に日本初となった野党統一候補・池田まき(元『民主党』北海道 道民生活局長)を応援する会による『CHANGE 日本 北海道五区から in Tokyo(池田まき緊急応援集会)』が衆議院第一議員会館で開かれた。


緊急集会にも関わらず報道各社も注目し、六十名の定員をはるかに上回る数のオーディエンスが集まった。北海道五区は、札幌市厚別区、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村からなる『衆議院議員 総選挙』における選挙区。有権者数は四十五万を超える。



自公の瓦解、始まるか

 今回の補欠選挙は、前任の町村信孝が死去した事によるもので、立候補者は自民党から町村信孝の娘婿にあたる和田義明と、池田の二名。なぜこの事がこれほどまでに注目されているのか。当初、自民党と公明党、日本のこころを大切にする党の圧勝に観えたが、四月に入り、世論調査で野党統一票が初めて逆転。自民党の調査でも野党統一がリードした点と七月の『参院選』を占うとされる点が注目要因となる。


報道現在も横一線で超接戦(千票単位の差)となっているが、勝てる見込みが出てきた野党統一陣営は一気に勝負に出る。結果によっては、未だ可能性だが、『衆参同日選挙』にも影響する天下分け目の戦いの前哨戦だ。





<熱い、池田の演説>

 集会には池田を支持する著名人たちが多く駆けつけた。やはり女性候補という事もあり、女性からの応援が熱いようで、落語家の古今亭菊千代は「池田さんのようにハッキリ物事を言えるような世の中にしていくべき、是非みんなの力で勝利しましょう!」と意気込み、講談師の神田香織は「原発があったというのに、安部政権はそれでも原発を推進し、集団的自衛権の行使ももくろんでいる。その事に恐怖すら感じる。政権を変えるきっかけを作るためにも、是非素晴らしい池田まきさんの演説を聞いてほしい。」と訴えた。


さらに学生代表として、新安保法制に反対する「自由と民主主義のための学生緊急行動・SEALDs(シールズ)」の創設メンバーである奥田愛基も参加し、池田の勝利を強く願った。



奥田の同世代に対する想い

 また次期から十八歳以上に選挙権が得られる事に対しハイムは奥田に問うた。「今は二十代の投票率は六十代の三分の一である。自分たちの意見では何も変わらないと思っているかもしれないが、今こそ自分の思っているコトが実現できるチャンスの時となっている。声を出せば、想いが届く。」と同世代へ言葉を贈り、彼らの持つ一票の大事さ、まとまりの強さを語った。


『CHANGE 日本 北海道五区から in Tokyo(池田まき緊急応援集会)』

写真:池田まき公式FBより引用

記者:原田×撮影:岡本

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